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『自称・語りべ』気紛れウサギの変な物語

作者: 李氷 仁

 さぁさぁ、物語の始まり始まり。

 昔、昔、まぁ昔って言っても十年ぐらい前。何処かの世界に、『すぅいーつ王国』って国があったりなかったり。

 その王国には、クッキー王とマシュマロ王妃が住んでいて、チョコ・ブラック王子とチョコ・ミルク王女という子供がいたそうで。

 ある日、クッキー王とマシュマロ王妃が大喧嘩。でも何処の世界も女は強しと言うことで、クッキー王が気が付いた時には城中がマシュマロ王妃の味方となった。

 クッキー王、慌ててマシュマロ王妃のご機嫌取りに。もう大喧嘩した事なんて忘れたみたい。

 でも、マシュマロ王妃は許さない。困ったクッキー王は「何か欲しいものはあるか」と尋ねてみた。するとマシュマロ王妃が一言。「貴方と私、そして子供達も入った美味しい

すぅいーつが食べたいです」

 更にマシュマロ王妃は条件を付けた。「すぐ出来る簡単なものじゃないと嫌」

 クッキー王、どうしようかと悩んで、子供たちに相談した。

 すると二人はニッコリ笑って教えてくれた。『クッキーマシュマロのチョコがけ』の作り方。

 作り方はいたって簡単。では、まず材料から。

 クッキー二枚、マシュマロ一個、ブラックチョコとミルクチョコ一つずつ。

 作り方は、クッキーの間にマシュマロ挟んで、レンジで三十秒チン。それに溶かしたチョコを半分ずつ浸して、完成。

 クッキー王、急いで作ってマシュマロ王妃に手渡した。マシュマロ王妃がクッキーを開けて見ると、見る見るマシュマロ伸びていく。ちょっとほっとくと、硬くなって飴のよう。

 甘ったるいのに、何だか止まらない。マシュマロ王妃、あっというまに三枚食べて、すっかり喧嘩の事を忘れてしまった。

 こうして、夫婦喧嘩は終了。また、いつもの日常がおとずれましたとさ。

 えっ?変な話だって?何を言っているんだか。これは、変な話なんだよ。作者のきまぐれ物語ってやつさ。理解してやんな。たまにはこういう話もいいだろう?まぁ、今度書くときはもっとまともになってる…かもね。

 ではでは、またいつか会えるといいね。僕は、『自称・語りべ』の気紛れウサギさ。

 


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