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スーパーの入り口でわんわん吠えてる犬

作者: 寒がり
掲載日:2026/02/12

(スーパーの入り口。子犬はポールに首輪を括り付けられ、飼い主の帰りを待っている)


かいぬし、遅いなぁ…。今日はいつもより買う物多くて大変なのかなぁ。

でも、それにしても遅いなぁ。


(子犬はしばし退屈そうに出入りするニンゲンたちを眺めていたが、ビクッと俄かに立ち上がり、不安そうにスーパーの中を覗き込んだ)


あれ?ひょっとしてぼく、忘れられてる?

———それとも、もしかして昨日あそんでて花瓶割ってしまったの、かいぬしすごく怒ってる?怒ってぼくのこと、ここに捨てて行ったの?!


(子犬は居ても立っても居られず、スーパーの中へ飼主を探しに走り出そうとするが、首輪のせいで叶わない。必死にリードを噛んで引っ張るが、びくともしない)


全然かえって来ない…。

きっと、悪い犬はきらいだから、ぼくを捨てて別の犬を飼うんだ!きっとそうだ!

嫌だよ帰ってきてよかいぬし!わん!わん!わん!

捨てないでかいぬし!わん!わん!わん!


(犬はスーパーの入り口で吠え続けるのだった)

あるいは、急に恋人に既読無視され始めたニンゲン

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