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ありふれた日常……じゃない!

作者: ソウ マチ

 心がへし折れておりました(苦笑)。


自分でも意外なほど落ち込んでおりました(苦笑)。

初めていただいたアンチコメントに傷ついておりました(笑)。


アンチとはいうものの、敬語で疑問形でお尋ねくださっているのですから単なる質問です。それでもガッサリ傷つきました。けれども貴重な経験をさせてもらったので、今は感謝しています。


反省点は二つ。

1・非ログインで書き込まれている時点で、その方はわたしと対話をするつもりはない。だからわたしは気にしてクヨクヨする必要はなかった。

2・たったお一人の方が傷つく書き込みをなさったけれど、たくさんの方々が応援の書き込みをしてくださった。たくさんの方々に目を向けて、もっと前向きに過ごせば良かった。


一時は「もうムリ……(涙)。楽しいお話なんて書けない……(涙)」となっていましたけれど、やっぱり楽しい時間をお届けしたいし、皆さまとの交流が楽しいので、今日はビビりつつ書いてみます。ww

まだビビってます(苦笑)。本物の悪意のある誹謗中傷を受けたら、どうなるのでしょうね? おそろしい……!


ではでは、通常モードに復帰します。



・・・・・・・・・・・・・・・・・



暑すぎる……。髪の毛を切りに行こう! 向かった先は激安カットハウス。地域で一番お安い店です。お店の人に注文をお願いする。


ソウ:暑いので耳を出してください。髪の分け目は右目の上あたりでお願いします。


生え方から考えると右目じゃなくて左目上の延長線上で分けるのが自然なのですけれど、右で分けたほうが髪がふんわりして見えるのであえて反対側を分け目にお願いする。あとはおまかせして雑誌に夢中です。ふだんは読めない(ビンボーなので買えない)ので、ここぞとばかりに読みふける。


店員:おつかれさまでした! いかがですか?

ソウ:(げ!)


出来上がった髪型は分け目が反対になってた! なんでさ!? ちゃんと右って言ったやん!? しかもわたし、こういう風にって実際に髪の毛を分けて見せたやん! なんで左になってんのさ!?

……仕方ない。あきらめるとしよう……(涙)。


ちんちくりんになった髪型にガッカリしながら眠りにつきます。まあ、いいや。しばらくすれば伸びるだろうし。


翌朝、いつもより明るい部屋で目がさめました。時計を見るといつもより1時間も寝坊してた! げげっ! まずい! バイトに遅刻しちゃう! あわてて準備をしてバイト先へ向かいます。息切れしながらジムへ入ると、まだ誰も来てなかった! ラッキー☆ 

シフトを見ると今日は店長といっしょらしい。店長は複数の店を担当しているので、いつもはお店にいないのです。それにしてもヘンだな。店長は誰よりも早く来てあれこれしているのに、今日はギリギリになっても姿を見せない。銀行にでも行ってるのかな? それとも渋滞に引っかかってるのか?


定時になっても店長は来ません。ヤバイ! いまお客様が来たら、新人のわたしは対応できない! どどど、どうしよう!? とりあえず店長のスマホに電話を……。トゥルル、トゥルル……応答はありません。運転してるのかな!? それなら電話に出られないよな!?


おおお、おちつけ! ででで、できることをしよう! まずはルーティンの仕事を! アタフタしながらアレコレします。一人ぼっちだから不安で仕方ない。しばらくしても店長は来ません。もう一回電話したほうがいいのかな!? それとも先輩に電話してみようか……(涙)。

半泣きで仕事をしていると店長が来ました! 良かった! 


店長:ソウさん、どうしたんですか!?

ソウ:え!? (それを聞きたいのは私のほうですが!?)

店長:まだ1時間前ですよ!? なんで働いてるんですか!?

ソウ:え!?


一時間、早く来ていました……(涙)。まだぜんぜん始業前だった……(涙)。しまった、やっちまった……(涙)。


ソウ:すみません。間違えて1時間早く来てしまいました……(涙)。

店長:そうでしたか! ビックリしました! じゃあ今日は1時間早く上がってください。

ソウ:それはいけません! わたしが間違えたのに、そんな都合のいいことはできません! 後で出直しますから、なかったことでお願いします。

店長:そうですか? それなら……。


まだ仕事も始まってないのに冷や汗ダラダラでジムを出ます。バカだと思われちゃったかな? じっさいバカだしな(涙)。ととと、とにかく落ち着こう……。 コンビニでお水を買って飲み干します。ペットボトルのお水なんて、ぜいたくなモノを買ってしまった……(涙)。間違えたせいでいらん出費をしてしまった……(涙)。お水を飲んだらすることもないので、またジムに戻ります。


おはようございます。今日もよろしくお願いします……。


無駄に働いてなんとか終業。クタクタで家に帰ると彼が来てくださいました。ここのところ彼は大きなお仕事で朝から晩まで働きずくめだったので、会うのは久しぶりです。


彼 :お久しぶりです! 髪の毛切ったんですね! カワイイですよ!

ソウ:ありがとうございます(注文とは違う髪型ですけど)。

彼 :マチさんの本が出たお祝いに、なにかご馳走しましょう! なにが食べたいですか?

ソウ:スニーカー。

彼 :え!? スニーカーが食べたいのですか!?

ソウ:ちがう。新しいスニーカーがほしい。今のはすり切れてビンボーくさい(実際にビンボーなのだが)から。

彼 :それなら買いに行きましょう!

ソウ:それだけ?

彼 :え?

ソウ:短パンもほしい。バイトではく短パン。暑いから短パンがほしい。

彼 :……そうですか。じゃあ短パンも買いに行きましょう。

ソウ:やったあああ!!


二人でスポーツ用品店へ向かいます。私は足がデカイので、男性用のシューズを見てまわる。アレコレ見ていると20代くらいの男性店員さんが来てくれた。とある俳優さんに似ています。キリっとしてシュっとしてる。


店員:なにかお探しですか?

ソウ:(またえらいイケメンが来たな)このシューズの25・5を探しています。


わたし足がデカイので男性用でもそのくらいのサイズなのです。女性用だったら26㎝くらいなのかなぁ? 


店員さんが持ってきてくれたシューズを履いてみます。


ソウ:ちょうどいいです♪ このお品をください♪

店員:つま先が当たっていますよね……。

彼 :そうですね。これは小さいですね……。


私を無視してかがみこみ、つま先を押しまくる店員さんと彼。二人でギュウギュウ押しています。


ソウ:ちょうどいいと思うんですけど……。

店員:つま先だけじゃなくて、横もきついですね。

彼 :アディダスは細身ですからね。ボクもアディダスの〇〇ゼロ(← なんかのシリーズ名らしい)を持ってますけど……。 

店員:あれは良いですよね! 僕も大好きなんです!

彼 :そうですか!? じゃあ〇〇は!?

店員:持ってます!

彼 :僕も持ってます! ソールが良いですよね!


私の足をギュウギュウしながら、シューズの話に花が咲く二人。ねぇ、わたしを無視しないで……。


店員 & 彼:このシューズは小さい! もっと大きなサイズを!!


それから5足くらい試してみたかなぁ……(遠い目)。だって二人があれもこれもって履かせるからさぁ……(遠い目)。

けっきょく二人が選んだのは男性サイズの26.5でした(涙)。乙女心がキズついた(涙)。どんだけデカ足やねん……(涙)。


気を取り直して短パンコーナーへ移動します。こちらもメンズのLサイズです。メンズのL……(涙)。昔からウエストが異常に太いのですよ(涙)。お店の人がメジャーを二度見するくらい太い……(涙)。


ソウ:この短パンがほしいです♪

彼 :いいですよ♪ プレゼントしましょう♪

ソウ:これだけ?

彼 :え?

ソウ:二枚ほしい……。だめ?

彼 :……いいですよ……。

ソウ:やったあああ!! ありがとうございます!!


その後は伊賀の本屋さんへ移動します。伊賀市に寄贈する本を取り寄せてもらうため。初めて行く書店さんに足を踏み入れます。わたしの本はあるのかな? えええ!? あった!! なんであるの!?

じつはわたしの書いた本、書店さんに置いていないことが多いです。同じジュニア文庫のディズニーシリーズやドラえもんやコナン君のノベライズあるのですけれど、どこの誰ともわからん私の本は置いてないことが多々ある。そりゃ、そうだ。ディズニー、ドラえもん、コナン君といった超メジャーと比べるのがおかしい。それなのに置いてある! なんで!?


ソウ:(ドキドキしながら)すみません、この本の二巻がほしいのですが……。


対応してくださったのは30代とおぼしきさわやかな男性です。


店員:二巻ですか? ありますよ!

ソウ:ええ!? なんであるの!? 

店員:え!? えっとですね、この本の作者さんは甲賀市の方なんですよ!

ソウ:すみません……。その本の作者のソウ マチでございます。お世話になっております……!

店員:えええっっっ!?


驚きのあまり、膝から崩れ落ちて床にしゃがみ込む店員さん。すみません……。ビックリさせるつもりはなかったのですけれど、黙ってるのも感じわるいと思って……。


店員:す、すみません……。まさかご本人が来てくださるとは思ってもいなくて……。

ソウ:こちらこそ、すみません。二巻を10冊お願いしたいのですが……?


もちろん10冊も置いてないので、取り寄せをお願いします。そんなふうにバタバタ過ごしている時に、顔馴染みの男性と会った。この方、英語圏の方です。わたしはヘタな英語で話をします。


男性:ソウはいつも何時くらいがヒマなの?

ソウ:ヒマな時はないですねぇ~!(彼には創作活動のことは言ってない)

男性:いっしょにスタバでも行こうよ。

ソウ:ごめんなさい。いそがしくて!!(なんか口説かれてる気がする)

男性:そうなの? ねぇ、ソウの電話番号を教えて?


英語で言われたから意味がわからなかった。やっと意味を理解してとっさに出た言葉は……、




















ソウ:It’s top secret!!(それは最高機密!!)NOです!!


気のせいかと思ってたけど、やっぱり口説かれてた! ムリです! わたしには彼がいますし、わたしは日本語で遊ぶのが生きがいなんです! 日本語ネイティブじゃない方とお話して細かなニュアンスが伝わらないのは、すごくしんどいんです!……っていう内容を伝える英語力は持ってない!! ムキイ!!


でもキッパリ断ったし、その後も「電話番号は教えない」とお伝えしたので、気持ちは伝わったと思う! しばらく気まずいかもしれないけれど、ダメなものはダメです!


彼はしばらく考えて言いました。


彼:ダメなの? それなら……、



















それならこの後、会える?


ぜんぜん伝わってなかった!! 電話番号はダメと言ったら「あなたと今より親しくなるつもりはないです」と伝わると思ったら、まったく伝わってなかった!「電話がダメなら会おうよ!」って!!

そんなもんですか!? 日本人の「察してほしい」は、英語圏の方に伝わりませんか!?


その後も待ち伏せされてダッシュで逃げましたけれど、まだあきらめてない気がする。そこでわたしは考えました! 彼の年齢を聞く! おそらく彼は30代だと思います。わたしは50歳! たぶん彼のお母さまと同じ年代だと思うの! だから今後は「お母さんキャラ」で行こうと思います! ってか、彼はわたしをいくつだと思ってるんだ!? もしかしたら、とんでもないカン違いをしているんじゃないか!?

たんに「わたくし、50歳でございます」って言えば、済む話なんじゃないか?? 試してみよう……!


これとは別に20代の男の子にモテてた話もありますけれど、今日はこのへんで。たまにモテ期がくるのですけれど、枯れてしまってカラカラなのでモテても困るだけなのです。わたしに憑いてるナナメ上の神様、そういうイベントは無しでお願いします!!


……モテ自慢か? そう聞かれたら、そうですね……。自慢でございます☆ 書いちゃったので公開するので、悪意ある誹謗中傷も受け付けます!


ウソです。心がバッキリ折れるので、誹謗中傷は無しでお願いします(涙)。大人になったので心の傷も治るのに時間がかかるのです(涙)。


皆さま、どうぞ良い一日を~☆

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[良い点] ソウさんの作品はいつも元気づけてくださるので、すごいなぁ!と感心しながら読ませていただいております。 [気になる点] きっと多くの方から光のメッセージをいただいておられるでしょうから、その…
[良い点] マチさま彼だけには甘え上手なんですね(*´艸`*) トップシークレットに笑いましたw モテるのも大変なのです(^_^;)
[一言] 散髪の失敗されると凹みますよね(´・ω・`) マチさまが楽しく過ごせるよう、ナナメ上の神様にお頼みしときますね人(ˊᗜˋ*)
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