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プロローグ

 かつて「覇王」と呼ばれた者がいた。

吸血鬼であった覇王は9人の弟たちと共に、すべてをその手中に収めたと言われている。

その圧倒的な暴力は神として崇められ、彼の血族を「神祖」と呼び、吸血鬼の中でも特別扱いされた。特別扱いされるだけあり、その弟たちも圧倒的な強さを誇っていた。

 また、吸血鬼に寿命はない。そのため、覇王は2000年ほど君臨し、世界の行政を担ったとされる。方法等は残っていないが石版によると、かなりの名君であり、まさに覇王の名にふさわしかった。


 彼のほかにも吸血鬼はいた。それらは「王祖」と呼ばれている。それは覇王により認められたもののみが名乗ることが許されたとされ、各地方の支配を許されていた。現在も十数人生き残っており、人間の脅威になっている者もいる。

 それ以外は人間たちには「始祖」と分類されている。始祖の洗礼を受けた者たちは「使徒」と呼ばれ、これぐらいになると太陽光に耐えず、人間にとって水銀が毒であるように、銀が毒となる体質である。


 話がそれた。吸血鬼の覇王。彼は2000年もの間世界を支配した。しかし、それも一万年程前のことだ。そのときに覇王のみならず神祖の大半がきえたとされている。不老不死にして至高たる存在の彼らが消えたのか、現在のところ解明されていない。

 ただひとついえる事は、その後の世界は混乱に包まれた。そして吸血鬼の支配する国、人間の支配する国など様々な国ができた。前後者が有効な国もあればそうでない国もある。世界はまさに一本の針の上に立つお盆のようであるが、一応安定に向かっている。

これらを考古学的に「一万年戦争」と呼ばれ、現在も続いている。


 この物語は、二人の「渡り鳥」を主人公としている。様々な国で、様々な事柄にかかわりあう二人であるが、そのすべてがつながっていることはまだ二人とも知らなかった・・・

 


 これが私の処女作です。小説(活字)が苦手で、絶対下手だと思いますが、一生懸命がんばります。いろいろな批評をしてください。ただ、いいところがあれば褒めてもください。よろしくお願いします。

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