08話 幸運
久々に書くと話の内容忘れます
突然現れたエルフの女性に皆が言葉を失った。
「餡子久しぶりだな」
エルフの女性は、餡子に慣れた口調で話しかけ餡子もエルフの女性のことを知ってるらしく、久しぶりと答えた。
言葉を失っていた龍桜は、餡子に質問した。
「餡子は、このエルフと知り合いなの?」
「はい、このエルフの方はローズさんと言ってこの森のエルフ族の長をしてるとても偉い方なんですよ、さらにさらにこの企画を知る唯一の異世界住民なんです。」
餡子の説明の横で胸を張っているローズ、その横でシャルが目を輝かせていた。
「エルフってことは、魔法とか使えないの?耳尖ってないの?弓が得意なの?」
ローズに質問攻めを始めるシャル。
「姉ちゃん興奮しすぎだよちょっと落ち着いて、質問は安全なとこについてから、だよね餡子さん」
ティオがシャルをなだめる話を進めようと餡子に話を振る。
「ティオ様の言う通りです、全てのモンスターが善良とは限りません人を殺すのに快感を覚えたモンスターや女性を狙い犯すモンスターもいます。」
龍桜たちを脅すように話す餡子、女性陣が怯える表情を見せると餡子の横で笑いをこらえるローズ。
「何がおかしいのですかローズさん?」
「いやなに、ここはエルフ領だから魔法で簡単に侵入出来ないようになってるのに、餡子が脅して怯える君たちの顔見てると面白くて」
龍桜の質問に笑いながら答えるローズ。
女性陣に睨まれる餡子。
「あらあら面白いこと言うじゃない、餡子さん」
怖い顔を見せるエレーナは、餡子に指をさした。
「エレーナさんそんな顔すると綺麗な顔がだいなしですよ、冗談なんですから」
「そんなの関係ありません、罰を受けてもらいますよ、あ・ん・こ・さん。」
怖い顔で微笑むエレーナ、餡子が後ずさりをした。
すると餡子が転けて頭を撃った。
「あらあら神獣でも運が悪いですね」
「あいたた、私にもエレーナ様の能力って通じるんですね、これはこれで強力な能力ですね」
「褒めてもらえるのは、嬉しいけどまだまだこれからよ」
「そう2度も同じ手は、くらいませんよ」
餡子は、龍桜の後ろに隠れた。
「無能さんどけてもらいます、それとも貴方が代わりに受けますか?」
「いやそれは、ちょっとやだな餡子謝れ機嫌直してもらえるかもしれないぞ」
「神獣にも意地というものがあります、そう簡単に謝ったりしてたまりません、龍桜様あなたなら大丈夫です。」
「何意味不明なこと言ってんだ、離せ」
振り払おうとするが離れない、神獣の馬鹿力だ。
「そう、それなら2人まとめて不運になりなさい」
餡子と龍桜が動きを止めエレーナを見てると、どこからか音がする。
「おい待て待て待て、なんか飛んできてるんだけど」
矢が尖端を光らせて飛んでくる、後退りをしようとすると餡子が邪魔で転けると、龍桜の頭の上を矢が掠めて後ろの木に刺さる
「あれ、おかしいですね殺す気でしたのに無能さんは、運がとても良いのですね」
「たまたまだろ、てか殺す気ってさっき協力するって自己紹介したばかりだろ」
呟きながら立ち上がる。
エレーナの神獣をも不運にさせれる能力は、龍桜に効果を発揮しなかった。
木に刺さった矢をローズが回収した。
「すまない同胞の矢だこの近くには、来るなと伝えていたのだが」
ローズが口を止めると後ろから5人のエルフが現れた。
「あれローズなにしてんの、この人たち誰?」