11話 宴
腹を抱えて膝をつく龍桜、ティオが笑いながら能力で痛みを和らげる。
龍桜が立ち上がると餡子は、にこにこしてた。
「餡子なんで殴った?」
怒りを抑えながら質問する。
「龍桜様が先程、私を見捨てたのと私の力が人間並になってしまったのかを確かめるためです」
笑顔でこいつと頭をぐりぐりする。
餡子がごめんなさいと謝っていると、扉からノックが聞こえる。
エレーナとシャルが入ってきた。
「ローズさんが呼びにきましたよ、早く行きましょう」
龍桜達の動きが止まる。
エレーナが少し黙り、にやける。
「楽しそうな事をしてますね私も混ぜてくれませんか?」
先程すぐ逃げたした餡子にまだ仕返し足りないらしくお仕置きに参加しする。
シャルとティオが知らない顔して2人で話している。
「おーいエレーナまだ呼んでこないのかって、ローズが早く来いってうるさいよ、俺っちが怒られたじゃないか」
ライミーが部屋に入ってくる。
「3人で遊んでるのか俺っちも混ぜてくれ」
ライミーも参加しよう餡子に走って近ずく、4人でじゃれあっていると扉の前にローズが鬼の形相でこちらを見ている。
「エレーナ、ライミー何をしている先程皆を呼んでこいと頼んだよな?」
4人の動きが止まり、息を飲む。
ローズの周りの風の動きがローズを中心に渦をまいているように見えた。
「それって魔法?エルフってやっぱり魔法使えたんだ!」
シャルがローズに迫ると、ローズは少し照れくさそうに後ろを向く。
「宴の準備が終わってる、付いて来い里の者達が待っている」
ローズの後ろに付いて行く。
宿を出てすぐに音楽が聞こえてくる少し歩くと開けた場所にでた。
エルフ達が集まって、料理を運び、音楽を奏で、ステージでは踊る者もいた。
「餡子とお連れの方々が来たぞ」
「今日は、宴だ!楽しもう!」
龍桜達を見つけると所々からエルフ達が楽しむ声が聞こえた。
宴の始まりだ!
餡子と女性陣とティオは、手を引かれてエルフ達の中に入ってく。
龍桜は、ローズに近寄る。
「ローズさん質問があるのですが今いいですか?」
「大丈夫だがいいのか、あれ?」
ローズは、先程エルフ達の中に入って行った餡子とエレーナに指を指す。
エレーナは、懲りずにまた餡子に悪戯しようと必死になって宴を盛り上げていた。
「大丈夫でしょう、それよりローズさんは昔に来た僕達みたいな人にあった事あるでしょうか?」
ローズは、少し考え込み思い出す。
「あぁこの里を作る前も私は、何度か今と同じような役回りもしたし、してる人と一緒にいたからな会ったことあるぞ」
「俺と同じような日本人って誰が来てました?」
「私がしてた時は、君の前に沖田、その前に織田くらいか、私がやる前に来たのは、この里を作る事になった人物の一人源義経だなそれより前は、今よりこの企画が頻繁に起きてた事ぐらいしか、私が知ってるのもこのくらいだよ」
龍桜は、少し考え込む、するとまた餡子がまた現れる。
「何を考えているのですか?」
「俺の来る前の日本人、名前を聞く限り歴史の偉人で桁外れの強さまたは、カリスマ性を持つような人なのに俺が選ばれた理由が分からない」
「龍桜様この世界に来る前にも言いましたが貴方の信仰心は、一般人より上ですそれと貴方には、桁外れの運がありますそれだけで十分です」
餡子は、龍桜を励まそうとするが龍桜まだ何か気がかりなのか考え事をするため一人になる。
少し散歩すると宴の場所を離れる。




