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走馬灯ってあるんだね!

「なんだ、これ?」

今、目の前に流れる過去の情景。もとい、黒歴史が目を逸らす事さえ出来ずに流れて、一瞬にして浮かんでは消えていく。


「そうか、これが走馬灯なんだ!」


ここ何年か通勤で使っている道が、工事中止めで少し回り道して帰宅中、交差点で信号待ちをしていた。横には、部活帰りの高校生らしき姿がチラホラ見える。スマホを見ながらふと視線を上げると、トラックが横転して迫って来るのが見えた。心拍数が跳ね上がりながらも、客観的にこれ死ぬなと諦めた!


トラックにぶつかり撥ね飛ばされる中見える風景は、男の子が女の子を守るためか、覆い被さり壁になろうとしてり、一生懸命逃げようとする女の子、自分と同じ空を舞う子が見えた。



「生きてるのか?」

気がつくと白い空間にあの時一緒にいたであろう高校生達が横たわっていた。


「そうだ、体は痛くないな!あの子達は無事か?」

見た目的には、血も出てないし服も破けてない!一応大丈夫かな?それにしても、ここはやっぱりあそこかな?


ファーン、機械音が鳴りそちらを向くと、文字が浮かびあがってきた。


[ようこそ、転生の間へ♪]


「はっ?ふざけてるのか。ここは、どこなんだ?誰か出てこいよ!」

男子高校生が、怒鳴りながら地面を叩いてる。他人が怒る場面を、見ているとこっちが一気に覚めて怒れない事を初めて体験した!

そして、確信した。やっぱり、死んでしまったことに。


「落ち着けよ!どうやら、俺達は死んでしまったらしい。騒いでも生き返らないと思うぞ。」


「何いってるの?私達、無事じゃない!」

「覚えてないのか?」

「何がよ!」

「ここに来る前に、どこにいたのか覚えてないのか?」

「確か、部活が終わって帰宅中だったよね!」

「そうだな!今度の試合について話してたなぁ。」

「衝撃的だったからなぁ。脳が記憶を消したのか。いいか、慌てずに落ち着いて聞けよ。俺達は、信号待ちで交差点に止まっていた。その時、前から凄い音と叫び声が聞こえてきて、目の前にトラックが迫ってきていた。」

「「「嘘!!!」」」

「本当だよ。そして、ここは死期の世界さ!」

「嘘よーー!信じないわっ!私達か死んだなんて!」

「そうだ!誰かに眠らされてここに連れて来られたかも知れないだろ!」

「いやーー!家に返して!」

「それこそ、ありえない。俺達を誘拐して何の得がある?自慢じゃないが、俺は独り身だし貯金もぜんぜんないぞ!両親は、既に他界していて人に言えるほど財産もないぞ!それに、彼女もいない。」

「それは、自慢出来ませんね。なんかスイマセン。」

「あんたには、理由はないかもしれないが、この子[桜]には、理由があるぞ。桜の父親は、政治家だし母親は、女優だからそっちでの関係かも知れないだろ?」

「その可能性もあるかもしれんが、決定的な証拠に脈がないぞ!諦めろ。」

「貴方はなんでそんなに冷静何ですか?やり残した事や、戻りたいと思わないのですか?」

「事故なんて、いつどこでも起きるもんさ。地震などの災害やテロ、通り魔等ね!一ヶ月のニュースで人が死なない事があったか?俺は、知らないね。今回、たまたま俺達が事故に遭遇して死んだ。今頃、ニュースに流れて周りが悲しいんでくれてるよ!」

「「………」」

「それに見てみろよ!」

俺は、顎でそちらを見ろと指摘した!

何もなかった場所に人数分の5台の机とパソコンがセットで置いてあった!画面には[死期の選択]というタイトルか映してあった。

「いつの間あったんだ?床からはえてきたのか?」

「どっちでも、いいだろ?調べてみようか。」

「危なくないかなぁ?」

「先に俺がやるから、恐いならそこで待ってろ。」


だんだん、イラついてきたので勝手にやらしてもらうか。


[ここは、不慮の死を迎えた方に次の転生先を選択出来る部屋です。次の項目から選択してください。

1 転生せずに地縛霊となって地上をさ迷う。

2 転生せずに魂を、消滅させ世界の理の一部に戻る。

3 転生して次の生涯いをまっとうする。]


「なんか、閻魔大王とかいるとか思ったが、機械的な感じだな。人手が、足りないからセルフなのか?とりあえず、ここは迷わず3番で決まりだな。」


[次の転生先を選択して下さい。画面に左手をつければ貴方の転生先候補が、現れますからそこから選択して下さい。詳しいことは、右上のヘルプをクリックして参照して下さい。]


「さて、何がでるかな?いいの出てくれよ!」


指示通りにそっと、画面に左手をつけると画面から眩しい光りがでてきた。光が体をスキャンするみたいに俺の何かを計測してるみたいに感じた。完了したのか光が消えていき、画面が切り替わった。


[氏名 岩城(いわき) (けん) 転生ポイント8635P(お詫びボーナス3000P含む)]


転生地

地球 6000p

セイオン 600p


転生種族項目

人 3000P

人型 2000~8000P(世界セイオン限定 種族により変動)

哺乳類 300P

鳥類 200P

虫 100P

微生物 1P

魔物 10~7000P(世界セイオン限定 種族により変動)

その他(?)


「???」

「なんだこれ?」


転生出来る場所は地球以外もあるのか?小説とかであよくある異世界ってやつかな?とりあえず人型選んで見るかな


人型

 エルフ 5000p

 ハイエルフ 7000P

 ドワーフ 4000p

 ハイドワーフ 6000p

 フェアリー 2000P

 ハイフェアリー 5000P

 獣人 

  犬人 3000p

  猫人 3000p

  鳥人 4000p

  魚人 3000p

 神獣人 8000p

 竜人 8000p

 龍人 8000p  


「結構あるな、なんかゲームみたいだな。ここは、やっぱり龍人で最強をめざすか?」

転生スキル

 記憶引継ぎ 3000p

 ・

 ・

 ・

 ・

 不老 10000p

もしかして、強靭な種族を選ぶと記憶引継ぎできないのか?まぁ、そうだよなぁ、そんなに世の中甘くないか。あの世だけど。セイオンで人に転生すれば記憶引継ぎ出来るからありがいたな!

地球で前世の記憶がある奴なんて見たことないからこれのせいなんだろうな。さて、どうするかな、今の自分が楽しめないなら記憶引継ぎなしで強くして長生きするか動物に転生もありだけど記憶は引継ぎたくないな、生で食事とか無理多分餓死する未来しかないね。


「見て、【その他】にセイオンに勇者召喚があるわ?これなら、今のままみんなでいけないかな?」

「いけるかも、俺これにしよう!勇者か、なんか格好良いしね。」

「オイ!本気か?」

「何よ、なんか文句あるの?」

「ゲームじゃないんだからな、分かっているのか?」

「分かっているわよ。」

「大丈夫です。それにこれじゃないと、みんなと会えなくるし一人じゃ耐えられない。」

「自分で決めたならいいけど、後は自己責任だな!」

「良かった、アンタは選ばないんだな。人数制限があるからアンタが選んだらどうしようかと思ったよ。」


【勇者召喚】

 四人限定で召喚主を助ける。条件を達成する為に魂の輝きに応じてスキルが与えられる。条件を達成する為に強制力が働く。転生ポイントは自動的に達成出来るように消費され、最適化が終わるまで時間がかかる。


なんか、嫌な感じがするな。それより、自分の事だよく考えないとな。時間はまだある。


 部屋が明るくなったと思ったら、高校生達が光に包まれて消えていった。

「本気で選んだのか!無事に来世を全うしてくれたらいいけど。」

本当にやっていくのか?大丈夫なのかと自問しまくり。次本当に書けるのかな?

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