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芽生え
今日も公園で4人は遊んでいた。
明里は日に日に光輝のことを意識しだす。
(今日もまた触れてくるのかな…
って、私何考えてるの…)
そのときだった。
光輝は明里の横に立っていて、そこから距離を
つめてきたかと思うと、こっそり手のひらで
明里のお尻に触れた。
明里は特に抵抗はしなかった。
そしてその手はまたすぐ離れた。
その日も家で夫のために夕食を作りながら
明里は光輝のことを考えていた。
まだ出会って間もないけど、歳の離れた若い男性に
好意を持たれて私浮かれているのかな。
でも普通に考えて不快に思うよね。
なんで私嫌じゃないんだろう。
彼は私の事どう思ってるんだろう。
そんなことを考えていくうちに明里は
光輝を"男性"として意識しだしていた。
そして、次はいつ会えるかな。
そんな事を考えるようになった。
次の日、明里と明里の娘はいつもの公園にいた。
しかしその日は光輝たち親子はいなかった。
明里は少し残念に思った。




