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来世は月で逢いましょう  作者: 坂村すみれ


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2/12

始まり

明里と光輝が出逢ったのは、

長かった夏がようやく終わりをみせはじめ、

公園で遊ぶのにも心地のよい季節になってきた頃だ。

少しさみしげなカラッとした風がふいていた日。


すみません。と明里の顔をおそるおそるのぞきこむ

光輝。

明里は光輝を間近で目にしたとき、

なんとなく前から知っていた人の様な気がした。


全然大丈夫ですよ!

よかったら一緒に遊びましょう!

その一言でその親子同士ははボール遊びを始めた。

まだまだ幼い子どもたちはきゃっきゃっと

屈託のない笑顔でボールを投げたりしている。

そんな中で明里もはじめて会った人とは思えないくらいリラックスして光輝と会話をしながら、子どもたちと遊んでいた。


ではまた会えたら一緒に遊んでください。

そんなよくある社交辞令でさよならの挨拶をし

家に帰った明里たち。


次の日になり、その日はいつもの家の近くの方の

公園で遊んでいた明里たち。

そこへ昨日遊んだ光輝たちもやって来た。

あれ!光輝さんたちだ!

思わず明里が声をかけた。

光輝もすぐにこちらに気づいた様で、

あ!昨日はどうも!てかすごい!

今日も会えましたね!

と会話をして、その日も親子同士の4人で

遊んでいた。

子どもたち2人が遊んでいる間、

明里と光輝はベンチに少し腰かけて話しをしていた。

子どもたち同い年なんですね!

明里は今年で33歳、光輝は25歳ということも

分かった。

若そうとは思っていたけど本当に若かった!

明里さんも33には見えなですね。

それはどういう意味?

20代に見えます!

またまたぁ〜でも嬉しい。ありがとう。

そんな会話をして過ごしていた。

その時もどこか懐かしさを感じていた明里だった。


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