VSゴブリンの軍隊 3
命を捨てて足止めし、後ろにいるゴブリンが仲間の死体ごと突き貫こうとしてきるが、逆にそれを利用し足止めをするゴブリンを盾にして、後ろにいるゴブリンごと突き殺す。仲間ごと弓を放ってくるが盾はそこら中にある。盾を使い命を拾うが、これは戦いの一つの攻防に過ぎない。周りにゴブリンの死体が波のように転がっている、しかし果てはまだ見えない。
ゴブリンが武器で斬りかかってくる。そこを半歩ずれて槍を振り相手の頭を潰しそこに攻撃仕掛けてくるゴブリン持っている槍を放し相手の顔を殴り動揺しているうちに持っている武器を奪い切り裂いて次のゴブリンに向かう。もはや、ゴブリンの動きを親友のように理解でき、攻撃と回避を同時に行う。
瞬間的に全身に悪寒がはしる。ここにはいてはいけない! 僕は咄嗟にそこから離れる。
………ドゴォッ!!!!
砂煙が上って奴の姿は見えない。だが、全身が見えなくても圧倒的な存在感が分かる。僕は何も逃さなぬよう砂埃を見つめてじっと待つ。そして……砂煙が晴れ奴の姿が見えるようになった。
其の物の体格は他のゴブリンと同じ大きさだった。見た目は戦士というより僧侶のような格好をしている。だが、その小躯は弱さの証ではなく、巨人の肉体が無理やり抑え込まれているように極限まで凝縮されている。なにより……目が違う。一見穏やかに見えるが、目の奥に渦巻く狂気といえるような感情の渦を僕は感じ取った。そうか、あいつこそが…….ゴブリンのボス。
VS『ただ一つの信仰者』




