森の探索 7
植物の狼を倒した後、改めて第1階層に向けて走りだした。それから、何故か敵が襲い掛かってくることはなかった。今まで森の中は、木の槍に襲われながらの逃走劇だったが、何故か急に止まった。まさか、さっきの化け物を作るのに力を使い過ぎたというのはないだろうな。第1階層まで後4分の1という所まで来た。後少しだろう。
そんな時にさっきの植物の狼が現れた、当然一匹ではなくて十数匹いる。なかなかだけど、それじゃ……よく見ると周りは落とし穴に囲まれており、木の槍が見え隠れしている。ここが、フォレストの狩り場か……だとしたら舐められたものだな。この程度で僕を殺そうだなんて甘い。
植物の狼が飛び掛かってくる。同時に木の槍が飛び出す。ギリギリまで引き付けて避けると木の槍に狼が刺さった。数は多いけど連携はまだまだだな。まあ、流石にこの数を正面突破は無駄か。抜け出すとしよう。
空と地の同時攻撃に加えて、狼ごと攻撃してくる木の槍は厄介で少なからず怪我をしたが。やはり慣れてないせいか連携が上手くいかず抜けることが出来た。当然、木の槍が下から跳び出てきたすぐに下がると、その場所だけではなくて周りも全て木の槍で囲まれていて柵を作った。当然、この程度で僕を防げず、切り裂いてそのままその場を抜けた。少ししか足止めにならなかったな。
狩場を脱出したところ、狼型の植物じゃなくて人型の植物が出てきた。心なしか僕に似ているような気がする。ただ所々動きが鈍くて通り抜けるだけで突破出来た。この森を抜けるのもう少しだろう。にしてもやっぱり攻めが薄いな、もっと数百本の槍が常に来るぐらいを予測していたんだけど、精々数十本であんまり強くないな今は回復を優先しているのかな。
そんなことを考えていたら普通に森を抜けて休憩室に辿り着いた。森を抜けれた事は嬉しいけどどこか不安を覚える冒険だったな。まあ、戻ってきたことを喜ぼう。1ヵ月以上この休憩室で過ごしていたから懐かしさを覚えるな。さて、ゆっくり休んで準備を万全にしたら3階層に戻ろう。




