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怪物迷宮譚  作者: ゆうすぎ
第3階層
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森の探索 6


 前回の失敗と同じように、完全には再生してないからといって燃やすしかなかった森の中に入っていったのは舐めているからではなくて、今回が偵察に過ぎないからだ。今の森がどうなっているか分からない。まずは情報を集める予定だ。もちろんいけそうなら行くつもりだが無理やり行くことはしない。


 さて、奥に進んで数分経つが襲い掛かってこないな警戒しているのかもし回復を優先して襲い掛かってこないつもりなら有り難いが、そんな上手くいかないだろうな戻るのに時間がかかるほど奥に行ってから来るのだろう。


 1時間ほど進みちょうど、後ろから来る木の槍も少しずれて避け、相手もそれが分かっていたようにすぐさま別の木の槍が向かってきた。ジャンプして木の槍の上に立って見渡すと、壮観じゃないか周りに数十本を超える槍が僕を狙ってきた。


 修行の間はずっとこいつと戦っていてこの光景は懐かしい何時もの光景に過ぎない。いつものように殺気を携えて向かってくる。




 1本目は打ち払い、2本目は避け、3本目はナイフで反らし、4本目は反らした木の槍に当てた。だが、まだまだ数十本以上残っているし、消耗戦は相手に有利だ。動くことにしよう。目の前の槍を斬って斬って斬り続けて木の槍を突破する。


 ……少しかすり傷を負ったな。僕は回避が得意だけど避けるスペースもなく周りを囲まれると攻撃を食らってしまう。いつかはそんな状況でも攻撃を食らわないようにしたいな。抜けたここからは走ることになる。さっき数十本以上の木の槍に囲まれたのはそこに待ちかまえられたからだ、こういう移動中では多くても数本の槍しかかかってこない、さっき囲まれていたのはどれくらい復活しているかの確認に過ぎない。


 この調子なら森を抜けれるだろう。避けるだけなら余裕だな。そんなことを考えていたら目の前に獣の影ができた、狼かと見てみたらそれは植物を無理やり獣の形にした化物が現れた。何だろう、これ? と思っていたら飛び掛かってきた。避けた後すれ違いざまに腹を切ってみた。脅威にはなりそうにないなこんなんで僕を殺そうとするのなら甘い。だが、腹を切られたはずの狼は変わらず襲い掛かってきた。


 まあ、単なる植物だからな動物のように急所を狙われたからといっても死ぬことはないだろう。だが、圧力が薄い。変わらず飛び掛かってくる植物の狼の足を斬り捨て、動けなくなった所を八等分にしたら動かなくなった。


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