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怪物迷宮譚  作者: ゆうすぎ
第2階層
44/66

燃やされた森の探索


 調子に乗りすぎてた。あの後、部屋に戻り身体を休めながら反省していた。周りが全て敵という状況に自分から乗り込むなんて、物量が違いすぎる……本気で森を攻略しよう。




 パチパチ音がする、見るものに不安と畏怖させる森の入り口がリフォームされたみたいに広々した空間になっていた。緑で彩られていた木々は赤と橙色に変わっていて、動かないはずの植物は波のように揺れていた。そう森は燃えていた。


 森の中に入って攻略できるか答えは否だ。圧殺されるだけだろう、だから森が敵のステージだとするならばステージごと壊すしかない。また前と同じかよと思ったかも知れないが、今回は違う本気で燃やす。前回はとりあえず試した程度だ。全力で燃え尽きるまで燃やす。よく燃える条件はなんて事は知らない。だが全てが炭になるまでやる。


 敵は当然、見てるだけではなく攻撃するなど、周りの木を倒して周りに火が燃え広がらないように努力したが、火を大量に投下したり、燃えやすい材料を火に集めたり、1日中森に火を放火し続けるなど全力を挙げた結果。森を全焼させることに成功した。




 さて、とはいえ全焼させたとはいえ地上に出ているものだけだ。


 地下に埋まっているものは無傷だろう。そして、この迷宮の回復力があれば元通りになるのもそう遠い話ではない。今回のは殺すためではなくあくまで地下3階に行くためのものさっさといこう。


 草木が生い茂って緑に溢れていたとは思えないほどの静かな光景だ。だが、火の粉が待っている姿はどこか綺麗だ。もちろん、やられた側にとっては忌々しい光景だろう。地下から強力な殺気を感じる。最初に戦った時とは比べ物にならないほど意思を感じる。まあ、そのおかげで察知しやすいのもあり一長一短だとは思うけど。


 しかし、木の槍は飛んでこない。おそらく、今の状態で攻撃しても無駄だと思っているんだろう。今までの戦いによって『森』が何考えているか分かるようになってきた。それにどこか嬉しさを覚えながら森の中心まで辿り着いた。


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