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怪物迷宮譚  作者: ゆうすぎ
第2階層
31/66

修行


 1ヶ月経った。


 あの後、僕は部屋に戻り仮の武器を作った。木を削っただけの物だが、壊れても同じのを作る時簡単だ。槍を作り終えた後は、武器を体になじませるために本格的に修行をすることにした。


 不思議と特訓の最中は疲れづらかった。この部屋の体を回復させる作用が働いているのかもしれない。だから僕は鍛え、鍛え、鍛え続けた。


 時間が空いたら、第二階層に行き森に入らないまま落ちている草木を集めて工作をしたりもした。その他にも様々なことをして僕を練磨させた。この迷宮に勝つために。


 ……僕の手に持った武器を見る。槍の先には金属がつけられていて、腰に着けていた解体用の牙もちゃんとしたナイフに変わっている。ある手段で金属を手に入れることができたからだ。




 ある程度修行した僕は実践したくなったが、第二階層の森の中は危な過ぎて入れない。そこで下に戻り門をくぐり、第一階層に戻ることにした。


 コロシアムに入ると魔法陣が光り第一階層の巨大ゴーレムが出現した。走って攻撃してきたが、僕は軽々と避けることが出来た。そうして、戻る道も同じように巨大ゴーレムの攻撃を利用して柵を壊し、ゴーレム洞窟を修行場として利用することに決めた。


 最初ゴーレムを倒したときは木の槍では壊せないから槍で足を転ばし、馬乗りになり石を何度もぶつけ壊した。倒した後も重くて持ち帰ることが出来なかったから、少しずつ壊して持って行った。何度も往復する事になり、一回直撃を食らい丸1日ベッドから出られない日もあった。


 あの時は死ぬかと思った。さらに、これで倒せるとゴーレムの素材を使って武器を作ってもゴーレムの装甲を貫くことが出来なかった……単純にその時の僕の腕が下手だったからだ。今では、一点を貫いてゴーレムの硬さを突破することが出来ている。




 ……僕は強くなった。そろそろ先に進んでもいいかもしれない。


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