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怪物迷宮譚  作者: ゆうすぎ
第2階層
30/66

森の復活


 一晩寝て、動けるようになったから。外の様子を見に行った。森は大部分が燃えたままだったが、再生してる部分もあった。僕の体と同じように回復するんだろう。 だが、森が復活するという事はあのフォレストが完全復活するという事だ。焼き焦げた森の入り口が巨大な獣の口のように見えた。焦る気持ちを抑えながら、部屋に戻っていった。


 工作するには材料がなく、修行するには体が完全に治ってないから、暇を感じながら今までの戦闘を思い起こし、シュミレーションをして体を休めていた。




 起きた。100%ではないけど8割ほど治っているみたいだ……まあ、いいか。外に出て森を確認する。 今日見た森は昨日に比べて再生していたが、この調子なら10日ほどかな。一度丸裸になった森が元通りに10日というのは早すぎると思えばいいのか、思ったより遅いと思えばいいのかどっちだろう。


「……さて、行くか」


 僕は森に入っていった。




 近くにある再生してる木の元にたった。僕は槍が無くなったから、代わりの槍を作るための木を手に入れるために来た。だがそう簡単には行かないだろうな。しかし、意外にも森に入った瞬間に妨害があると思ったがなかった。どういうことだ? ……悩んでも仕方ない早く木を手に入れよう。


 腰に着けている牙で木を削っていった。時間が少しかかったが木を手に入れる事が出来た。後は持ち帰ろう少し重いけど運べない事もない。もちろん何も邪魔が入らなければだ。 こんな風にな。地面から木の槍が襲い掛かってきた。跳び去って避けて、すぐに追撃をよけれるように警戒を強めたが何も起こらなかった。


 これで終わりか。拍子抜けしたような気持と共に警戒を抜こうとしたが、踏んでいる地面から違和感を感じた。脳髄に響くような危機感が走り、すぐその場から避けた。前に居た場所を見ると、真下から木の槍が突き出ていた。十分に警戒しながら、森を出た。


 だが僕に安心感なんてものはなく、今はこの程度にしてやるという意思が見えた。あれは、威力偵察に過ぎなくて単に試しただけなんだろう。敵はどんどん強くなっている、僕はそれを実感しながら部屋に帰っていった。

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