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怪物迷宮譚  作者: ゆうすぎ
第2階層
24/66

森の探索 3


 奥へ進んでいると森の中が薄暗くなってきた、草木が生い茂り光が当たらなくなってきたからだ。そのせいで、見るものを不安にさせる不気味な雰囲気になってきた。とはいえ、なぜか光がなくても見えるので実際あまり困らないが……。


 そんなことを考えていたら来た。後ろに下がる、いつものように蔓が飛び出す。それだけじゃなくて周りにも蔓が出てきた。ついでに狼も。




「痛い」


 狼の爪に切り裂かれた僕の腕からは血が流れ出ている。そして、眼の前には息絶えた狼が。そんな僕に休憩はさせぬと蔓が常に襲いかかってきている。


 これはまずいな。片方だけなら対処できるが両方はまずい。蔓の拘束を避けていると狼が避けられない。狼に対処すると蔓に拘束される。前回一緒に戦ってこなかったから、敵対関係にあるんじゃないかと思っていたけどそんなことはないようだ。


「はぁ」


 真っ当なやり方は諦めるか。あの作戦でいこう。この作戦は昨日の内に考えついていたんだが流石にまずいかなと思って辞めた。けど、まあいいか。そうと決まれば森を出よう。血が流れ出ているがこの程度の出血には慣れている。逃げる時に昨日と同じように邪魔してきたが、昨日と同じだと特に危険も感じず森を出れた。




 空は青く、壮大な風景はどこか安らぎを感じさせた。うん、いい天気だ。そして、目の前には轟々と悲鳴を上げているように燃えている森があった。赤いな。


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