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怪物迷宮譚  作者: ゆうすぎ
第1階層
11/66

『怪物』の目覚め


 静かだ何も聞こえないし何も感じない。僕はどうしてここにいるんだろう分からない。でも、何かが僕を歩かせる一歩一歩ゆっくりとああ静かだ。目もあまり開かないがまぶしい所についた。ここじゃなかったはずだもう少し先死神の手から逃れるようにゆっくりゆっくり進んだ。足がもう動かない、座り込みそうになったでも僕は歩いていた。なぜか、僕は諦めなかった。このまま休んだら二度と立ち上がれないだろうと直感していたからかいや違う、気づいたからだ僕はこういうの望んでいたってことに。


 フラフラしながろも歩く僕はまだ在るかもう死んでいるのかそれさえも分からなくなりながら歩く。急に全身の力がなくなって倒れこみそうになったが、笑った。僕は全力で生きようとしている闘っている。ドアの前についた。ドアを開けて、蛇口の前に行き水をかけた。


「ッツ!!」


 これまで麻痺していた体の感覚が戻ったことで痛みが全身を駆け巡った。これによって夢心地だった気分も消え、何が起こったか冷静に判断することができた。僕はスライムに突っ込んだんだ。そして全身に火傷を負いながらここまで戻ることができた。


 あれしか方法が見つからなかったからといって無茶したもんだ。ここまで戻ることができたのも運が良かった。見てみると全身が火傷をしていて服が体とくっついていた。でもまあ、何とか生き残れた。僕の勝ちだ。今回は逃げ回っていただけだが、次は倒そう。そう考えて笑いながらシュミレートをしていた。




 彼は全身を酸で溶かされたのにすぐにどう倒すか考えている……命を懸けた殺し合い。心の中にあった願い。そして全身を溶かされた彼は『怪物』たちと同じ目をしていた。

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