表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

山深く響くこだまは、狂愛のなごり ~身を捧げた姫の末路~

作者:黒野 雪風
山奥に集落を構え、ひっそりと暮らす「山の民」がいた。俗世から離れ暮らしていたが、戦が始まり、山の渓谷に流れ着く屍と武具に、じわじわと浮世を思い知らされていた。
ある日、山の民の若い女ククは、いつものように山菜や薬草を採りに出掛けた。だが、その日は不吉を感じ、鳥たちが泣き叫ぶ渓谷へと足を運んだ。渓谷を覗き見れば、案の定たくさんの武具が川べりに散乱していた。辺りをじっくり見渡せば、武者が一人倒れていた。男は高貴な武装をし、手には敵将であろう生首をしっかりと握り締めていた。ククはその武者を、近くの窟へ運び介抱する。
生首を握っていた男だ。どんな狂人かと警戒しながらも看病に当たったが、意外にも目覚めた男は穏やかで誠実な男だった。

不吉が蠢く戦いの世。渓谷の滝つぼに流れ落ちた武者たちの亡霊が魔物を目覚めさせた。山の民を魔物から守るため、命を懸ける女長ククと凄腕の剣士サワが再び出会い魔物対峙に挑む。

「魔物とは……」

【山の民を率いる美しい長】×【宝刀を携える大国の武将】
神話に翻弄される狂おしい執着系和風ラブファンタジー
一 接吻
2023/05/21 22:12
二 西の武将
2023/05/21 22:20
三 不吉な風
2023/05/22 17:23
四 咆哮
2023/05/22 21:47
五 山の声
2023/05/23 18:09
六 椿の花
2023/05/23 21:18
七 蠢く闇
2023/05/23 22:56
八 謎
2023/05/24 18:15
九 神話
2023/05/25 12:10
十 麓の村
2023/05/25 17:28
十一 面影に縋る
2023/05/25 22:22
十三 山の魔物
2023/05/27 14:30
十四 失望と決意
2023/05/27 15:16
十五 宴の席
2023/05/27 17:18
十六 再会
2023/05/28 22:17
十七 すれ違い
2023/05/29 21:44
十八 後悔
2023/05/29 22:30
十九 出立の日
2023/06/02 00:33
二十 執着
2023/06/03 12:12
二十一 消えた迷い
2023/06/03 14:21
二十二 戦略
2023/06/03 22:33
二十三 身投げ
2023/06/04 14:07
二十四 夢の中
2023/06/04 16:11
二十五 渓谷を臨む
2023/06/04 22:21
ニ十六 渦の中
2023/06/05 23:21
二十七 幻夢
2023/06/07 11:48
二十九 すなわち 共鳴
2023/06/08 11:51
三十 終章
2023/06/09 23:39
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ