竜の唄
食べ終えた俺は食器を持っていくと、部屋に戻る。
ちなみに部屋は、気を失ったしたときに寝かされていた2階の部屋だ。
ベットにどかっと転がると、1日を振り返る。
「なんという1日だ……」
俺は、上半身だけ起こすと窓の方を見る。なんと綺麗な三日月だろうか。
―light inttercept dark―
気づけば俺は窓を開け唄っていた。
どこか切なく、どこか優しい歌を……。
―doragon think tomorrow―
「その歌は、竜の唄?」
突然きたリリアに声をかけられ唄は途中で終わる。
唄につられ窓から入ってきたのだろう。俺の肩には鳥が数匹止まったいたのが一斉に飛び立っていく。
「あ、ごめんね。飲み物ここに置いておくね」
彼女なりの気づかいだろうか。
「それよりね。明日からは私がアルヴァンの戦闘練習ってことなんだけど。心配しなくてもいいわよ。私、そんなに甘くないから。それに五大属性が使えないと試験受けられないし」
五大属性が使えないと試験が受けられないだと。
それからとリリアは付け加える。
「嵐属性なら最上級魔法使えるのよ私。流石に神級魔法は知らないし、使える自信はないんだけど」
最上級魔法か。これは面白い。
最上級魔法は通称精霊の魔法。
魔法を生物の形にし攻撃や防御を行う魔法だ。
魔法で生物を作りだす魔法でそれだけでも高度な魔法だが、ランクが1から3まであり、ランク1では、あらかじめ命令した内容を魔法生物が行うことができること。
ランク2では、架空生物と言われる嵐属性ならばペガサスを作り出すことなどといった具合に5大属性にまつわる生物を作り出さなければならない。
そして、ランク3はその作りだした魔法生物が自身の意思を持って行動を行うことが条件だ。
「ふむ。なるほどな。それならばランクはそこまで使える?」
「もちろんランク3よ。だから心配は無用よ」
これは、なかなかではないか。
ランク3ならば五大属性すべてを使えれば勇者軍の聖者クラスまでいくはずだ。
一属性だけでもかなりの実力者だ。
「それなら、是非相手していただきたいな。ちなみに、俺は五大属性は使えないが。面白いものをみせてやるよ」
「楽しみにしてるね。アルヴァン。それじゃあ、おやすみ」
「ああ。おやすみ」
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