初恋 No.4
みんなが集まった
みんな笑顔で楽しそうだ
明日も明後日も
ずっと一緒なような
そんなような
目的地に向かおうとする
私と何人かの人は
車できたため移動手段がない
2ケツすることになった
私は祥多の後ろに乗ることに…
でも恥ずかしくて
「いい!!!歩く…」
「乗れよ!」
祥多の一言がなんか嬉しくて
「うん!」って
素直に喜んぢゃったぢゃん
後ろに乗ってる間
いろんな話をしたよね?
進路のこと
おもしろかったこと
いろんな話を…
あの時
「すき」っていいたかった
後ろから抱きしめたかった
けど…言えなかった
この関係が崩れるのが怖くて
あの日私たちはバイバイした
そして新しい風がふく…
新しい高校生活
みんなのいない学校で…
祥多のいない学校で…
新学期が始まる
うちの学校では
はじめにオリエンテーション
いわゆる…
みんなでうちの学校の規則を
知り楽しい学校生活を送ろう!!!!
的な感じの旅行だ!
正直いやだった
知らない人たちと何で
泊まらないといけないの?って
その旅行で
私をさらに悩ませる
私をさらに苦しませる
私をさらに幸せと思わせる
私をさらに楽しませる
ある人に出会うのだ…
そう…それは予想もしていなかった