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『紫音学園』あらすじ
主人公の貴女は、紫音学園の入学式で魔物に襲われるところを謎の青年に助けられます。その一か月後、とある噂を耳にした貴女は興味本位で学校に忍び込みます。そこで待ち受けていたものは一人のクラスメイトの少女を襲おうとするレベルEに堕ちた吸血鬼。貴女は恐怖のあまり悲鳴を上げてしまいます。それに気づいた吸血鬼は貴女を襲おうと向かってきます。少女は貴女を助けるために最後の力を振り絞り吸血鬼を凍らせて貴女を助けます。力を使い果たした少女は動く事が出来ず、貴女に逃げろと言います。しかし貴女は少女を見捨てられないと言ってなかなか動こうとしません。ついに氷が割られ、吸血鬼が襲い掛かってきました。絶体絶命の貴女を救ったのは生徒会のメンバー。しかし彼らの姿は所々違っていました。そんな彼らの秘密を知った貴女は彼らに監視されることになります。・・・以下略。
あれから数日が過ぎ、僕は再び理事長からの呼び出しを受け、理事長室にいた。
「コンセプトは学園非日常系恋愛ゲーム。と、まあ。こんな感じかな。」
「成程。して問題の日が明日というわけか。」
「そう。僕としては関わりたくはないのだけれど、このせいで彼女の身に危険が及ぶのも後味が悪い。」
「しかし、妾の結界が破られるとは俄かに信じがたいことじゃ。」
「うん。僕もそう思うよ。」
「つまり、「誰かが裏で糸をひいている(おる)。」」
「しかし今は知る時ではない、か。」
「とはいえこの落とし前は近いうちにつけてもらうかの。」
「ふふっ。そうだね。」
理事長室に響く笑い声。妖艶に微笑む二人は、静かに、その時が来るのを待った。
零香「ねえ、前に投稿したのって何時だったっけ?」
作者 二月です(`・ω・´)
零香「・・・少し裏で話してこようか。」
作者 ひっ!!す、すいませんでした!!!
今日か明日までにもう一話(多分)あげます
零香「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。作者にはきつく言い聞かせておきます。」