ふぁみの恋【3】
期待禁止
ピンポーン!
彼女が来たようだ。俺は胸をドキドキさせながら玄関に向かった。彼女は神妙な面持ちで立っている。彼女を部屋に迎え入れ静かに腰を降ろした。
俺は言う機会を伺ったが,なかなか言い出せない。
煙草を吸ったり…
テレビをみたり…
で30分経過。しかも無言。なんか時間が経つにつれて言い出しにくさ倍増してきた…つか彼女から話切り出してくれないかなぁ〜と淡い期待をしていた。その時!!!
「私のこと信じてないの?」
「信じたいけどIちゃんの日頃の行動を見てると………」
言葉を濁した俺。
「日頃の行動ってなにー?」
…そこで日頃の不満『Iちゃんの許せない行動7箇条』をぶちまけた!!
※7箇条の内容は伏せることにします。
……
…………
………………
Iちゃんは俺の総攻撃でボロッボロッになった。ざまぁみろ!
「話戻すけどホントに浮気してないんやね?」
「うん」
俺はIちゃんが大好きだ…だからIちゃんが浮気してない!って言うなら信じることにした。
「俺はIちゃんを信じる」
翌日。俺は友達に付き合っていくことにしたと伝えた。友達二人は
「俺はIちゃんのこと信用できんけどふぁみが付き合っていくって決めたならいいと思う」
「俺はふぁみが心配でしょうがない」
と厳しい意見を頂いた…
これからもIちゃんには振り回されるだろうが友達二人に助けてもらいながら頑張ろうと決意した。
数日後…俺の頭を悩ませることが,また起きた。……また,それは別の話……
恋は走り始めたばかり♪