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ふぁみの恋【2】

夏も終わりに近づき友達二人が家に来た。

友達1(久江)が言った。

「今日はIちゃんについての話があるんやけど…」

嫌な予感…

「えっ?それはへこむ話?」

「うーん,まぁまぁやね…でも救いはあると思うよ」

だが友達2(北川)が言いやがった…

「いや…俺は救いはないと思う」

俺は話を聞く前にドカーンとへこんだ。

「心の準備が出来てから聞いていい?」

「いいよ」

俺は頭をフル回転させて考えた。日頃から不安に思うことはたくさんあったし…まさかとは思ったが…そのまさか…うわきかぁ!?

俺は聞く勇気が出ずなかなか聞けなかった…

だが聞くべきことだし聞かないと何も始まらない。

俺は決心した…

「さぁ話せよ!ほら!言ってみろよ!」

「じゃあ言うよ…Iちゃんといつから付き合ってる?」

「夏休みの少し前くらい…」

「……夏休み始まってすぐの話やけど俺の後輩がバスから男と手を組んで降りてくるIちゃんを見たらしい…」

「…………」

はい!アウト♪それは人として,してはいけないこと…浮気じゃないですかぁ♪まさか見間違いはないはずだ…

俺は早速電話した…

今までの鬱憤も晴らす気で電話したが言いたいことはほぼ言えなかった。Iちゃんは否定したが信じることはできなかった。俺は一先ず落ち着いてから会って話そうと言って電話を切った。電話越しに泣いている感じが分かったが,それさえも嘘に思え虚しくなった。

俺は二三日で落ち着きを取り戻し会って話し合うことに決めた

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