表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/33

夏祭り2

直球の下ネタ話です。

おっさんの雰囲気がガラッと変わる感じがした。アコちゃんがフランクフルトを食べているのをニヤニヤしながら見ている。


食べ終わり、ご馳走様です、ありがとうございました。と言って僕はおっさんに背を向けた。嫌な予感はしたが、そんなもん無視で告白だ。時間がない!


しかし、おっさんはいきなり僕に後ろから抱き着いてきた。アコちゃんはポカンとしていた。俺は状況が飲み込めず、キョトンとしてしまった。何かおっさんが言っているが混乱で耳に入ってこない。俺は数秒の間にいろいろと考え結論を出した。

ゲイの方なのかな?と。


おっさんは、君可愛い顔してるねーと耳元で囁いた。僕は悪寒を感じずにはいられなかった。おっさんを振りほどき、おっさんと向かいあった。今更ながら、気持ち悪いおっさんだ。


しかし、おっさんは素早い身のこなしで僕の横に付き、肩に腕をかけてきた。おっさんは力任せに僕の顔を引き付けた。おっさんはアコちゃんをチラチラ見ながら言った。俺だけに聞こえる声で。


「お前は穴があったら入りたいか?」

どうゆうこと?

「俺も若い頃は穴があったら、どんなのでも入りたかったなぁーハハハッ」

うん?

「お前はまだ入ってないか?」

あぁーまさか…

「男は大好きやからなぁ!お前も入れたいやろ!?穴があらゃあ!」

入れるって言っちゃってるじゃん…引き攣った笑顔で返す俺。

「まだ早過ぎたか!?お前はこの子にあれか?入れ…入りっ…ハッハッハッ」

おい…おい…

「えぇーぞぉー穴は!!」

勘弁してよ…もう無理…

気色わるい!!

「おっ時間だ!休憩終了だ!戻んないと」

実際に時間的にもやばかったので、アコちゃんには、じゃあねとだけ言って俺は逃げるようにその場を離れた。アコちゃんは苦笑いしながら手を振っていた。



結局、セッ〇ス大好きジジィ(ストレートな表現ですいませーん!)のせいで告白できなかった。


その後、アコちんには最後まで告白しなかったものの、間接的にフラれたので告白しなくてよかったと思う。


おっさんの後日談としては高校生になりコンビニのバイトを始めてから、ちょくちょく店におっさんが来ることがあった。常連のようだ。あの日は酒で顔が真っ赤だと思っていたが、いつでも顔は赤かった。


以上でーす。読んで損したって?

知らんわ!そんなこと!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ