いつも廊下は不思議でいっぱい
伝えたいことはないです。
廊下で一悶着起こさせたいとただそれだけを想って書いたら終点が見えなかったです。
スマブラの終点も真っ平らで人気がありますよね!
そんな一本道の廊下での出来事。
教室から一歩出れば、そこは一本道非常階段から非常階段まで繋がり、そこを生徒達が往来するそんな未知の街道には今日もまた事件が起こる。
「おはよう!」
その掛け声と共に1人の女生徒が男子生徒の背中を強く叩き、前方へとつんのめる。
「イッタ! お前の挨拶はいつも強過ぎんだよ! もっと丁寧に見舞え!」
「もっと腹と背中に力入れなさいよ! あんたがナヨナヨしてるのが悪いんでしょうが!」
「おはよう!」
そしてまた1人男子生徒が現れたかと思えば今度は何故かスライディングを前方から仕掛けてきたので、俺は間一髪ジャンプでそれをかわす。
「おはようじゃねぇ! 朝からスライディングかまして来るやつがいるかよ! どう言う領分だ!」
「1人前の甲子園球児になるにはスライディングも1人前じゃないとって言い出したのはお前だろ? だから朝の挨拶を持って、お前に俺のスライディングの成果を見て欲しいと思ってな、で?どうだった俺のスライディングは!」
ナイター野球の照明のような瞳に俺は気後れするが俺は強く物申した。
「スライディングは校庭でやるもんだ、廊下でやるもんじゃない、校庭で授業が始まってもいいのかお前は?」
「青空教室か・・・当時は大変だったんだろうなぁ・・・風が吹けば桶屋が儲かり、雨が降れば字は固まって」
「もう何が言いたいのかさっぱり分からん」
何が言いたいのか作者も困惑の中その事件は起きた。
「今日も廊下は賑やかねぇ」
女教師が俺たちの一連の流れを微笑ましく見ていた、嫌々スライディングは止めてくださいよと言いたくなるのだがこの先生はいつもこうなのだ、ほわわんのほほんホノルルのようにふわっと・・・ふわっと、浮いてる!?
「いつどんなことが起ころうと、冷静でいられる目と心を養わなきゃダメよー」
女教師は俺たちの頭上を通り過ぎ、教室へと向かった。
「ほら急ぎましょ! チャイムが鳴るわ!」
俺の隣を歩いていた女生徒が俺の手をとり走る。
おい、廊下は走っちゃダメだろ!
男子生徒が横でスライディングを永遠と繰り返しながら教室へと赴く。
こうして日々廊下では事件が巻き起こる。
評価されるような作品ではなかったと思います!
深い意味はないのでありがとうございました!