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キャッチ・ミー!

 やることはわかっていた。ガール'(ダッシュ)をキャッチすることだ。

 その手段も、わきまえている。

 多少の恥ずかしさなんて、大事の前の小事というもの。

 俺は鉄の意志を秘めて──

 ふたたび、“おナベさん”家族像の前に立ったのだった。


 あとはひたすら、待つだけ……。


 赤面を禁じえない。さあ、この状況、どう見えるよ? 俺は、至極目立ってるだろう?

 自分でいうのもなんだがな、俺のようないい若い()がよ、いくら人気マンガとはいえ、ただの銅像の前で、いつまでもねばっている。

 これはその気のない人が見ても、


“どうぞボクを誘ってください<ハート>”


 というメッセージを発信している、と解釈しちゃうだろうさ、開き直りのやけくそ笑い!

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