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なりたくないけど順調に大人になってます。

昨日TVを見ていたら<シクラメンの香り>を歌う演歌っぽい若手の歌手が出ていた。

ぱっとみて氷川きよしじゃないな。

ってことは解ったのだが

そのこの名前は思い出せなかった。

というより知らない子だった。


「あれ〜ふかわ・・じゃなくて〜なんだっけ〜!?

 あの子に対抗してデビューした子かな?」と一緒にTVを見ていた旦那にふった。

「お前も 終ってるな!あの子でごまかす気かぁ?」

と旦那が言う。

「じゃぁ〜名前 なんていうのか解ってるの?」と私が聞いた。

旦那は今 まさに考えてるという顔をしているようにみえた。

「吉川晃司じゃなくて〜」とわけのわからないことを呟きだした。

おい!おい!!

自分も思い出せないじゃないか!

と突っ込もうと思ったときに名前が<きよし>だと思い出した。

「何が吉川晃司なの〜思いっきり違うことくらい解るでしょう?」と私。

「違うことぐらい解るけど つい頭に浮かんだんだから仕方が無い」と開き直る旦那。

さらに

「思い出せないくせに いばるなよ!」ときた。

「フン! 名前はきよしだよ〜苗字 思い出せる?」と私。

「おい 思い出したのか?」と旦那

「思い出してるに決まってるじゃない」と言いつつ頭の中は必死な私。

「なんか川が付かなかったか?」旦那が聞く。

そう・・それは私も感じてた。

だから布川と最初に頭に浮かんだのだ。

あ!氷川だ。と漢字を思い出した。

と同時に旦那も思い出したようである。

あぁ・・・そんな年になってしまったのか?

情けない。

このまま二人はどうなるのだ〜!?

笑って済むことじゃないがとりあえず笑って済ました。


先日

冷蔵庫の上にたまねぎが。

前日 みんなで分けたたまねぎだった。

誰の忘れものだろう〜!?

だが 誰もたまねぎの話をしない。

「ねぇ〜このたまねぎは誰の?」と聞いてみた。

すると

「あ!多分 私の!」とマサ子が言う。

「昨日 忘れたの?」と聞くと

手に持ってたことは覚えているのだが気が付いたときには無かった。

何処に忘れてきたのかも思い出せなかったということだった。

スタート地点にたまねぎは置かれたままだったのだが

本人は思い出せなかったらしい。

家に着いてず〜〜っと考えていたが思い出せず

諦めていたたまねぎは何処へも持ち出されていなかったのである。


これも一つの大人の階段なのか?

一歩一歩大人になってることを実感する今日この頃。

あぁ〜こんな大人にはなりたくないと思っていたが

それは避けて通れないようである。

年は取りたくないものだ(笑)


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