謎の液体 パート2
あのバケツに入った謎の物体をおぼえていますか?
あれに浮遊物があるのを始めて発見しました。
白い布が浮いていた。
それはどう見てもトランクスだった。
おぞましき液体に浸されたパンツ。
このバケツの液体は洗濯石鹸を溶かしたもの?
汚れた下着を浸すバケツだったようである。
白いパンツが深緑色に染まってしまいそうな
不思議な色合いの液体。
これは汚れ物を下洗いするためのバケツだったようである。
が・・・汚れた下着を浸しては取り出し浸しては取り出す・・
エンドレスに使用している液体だということが判明した。
では液体の水面にプカプカと浮いているものは・・・?
排泄物なのだろうか?
深いことは考えない方が良いようである。
これからは更に慎重にこのバケツと接しなければいけない。
私たちは改めて心に刻んだ。
この部屋に入るのは罰ゲームのようなものであることに
間違いは無いようである。
最近 この部屋の住人が牛乳をくれる。
200ccパックの牛乳を必ず2個くれるのだ。
それが・・ママに渡すときママのポケットに入れようとするのだ。
それを必死に阻止しようとするママ。
そのときの形相をお見せできないのが残念である。
「それ以上 近づくな!」と顔には大きく書いてあり
体からはバリアが出ている。
がとうの本人には その声も届かず「牛乳を飲みなさい」と渡しに来る。
なぜだかママに渡すときだけポケットに入れようとする。
不思議な行動である。
このまれているのだろうか?
ならば この部屋はママ専属にしてもらいたいものだ。
「牛乳 嫌いで飲めないから 他の人にあげてください」
この台詞を言えたのはマサ子一人である。
毎日 哀れな牛乳2個は そのままゴミ箱行きになる。
神様御免なさい。
私たちにも口に出来ないものはあるのである。