私に開いた穴
前にも書いたんだけど
最近しーちゃんが自転車で やってくる。
ダイエットのために自転車に乗ってるのか〜!?
いえ!いえ!!
歩くよりも楽だから。。
なるほど〜
だから ほら!よくいるじゃない!!
じ〜ちゃんが自転車に乗ってるの。
それも そういう人に限って車道を走る。
ヨタヨタ今にも倒れそうなのに自転車をこぐ。
あれも歩くより楽だから乗ってるのかぁ〜
なんだか妙に納得してしまった。
自転車で走るしーちゃんは水を得た魚のように
自由に風を切って軽快に走る。
まるで別人のようである。
しかも・・・自動車よりも早い。
坂道を下る彼女は自動車も敵わない。
ターボエンジン付きのようだ。
勿論 例のものが加速させている。
んだと思うのだが・・・さて〜!?
もしかしたら
しーちゃんの脚力の賜物かもしれない。
そのあたりはなぞである。
今朝 TVで
メタボと認定されたら保健婦さんの指導のもと
改善策を考える。。と決まった!
なんて言っていた。
えぇ〜!?保健婦さんに報告が必要なの?
婦じゃダメなのかな?
保健士って言うの?←よく解んない。
解ったことは面倒くさい!って事である。
改善策だって!
そんなの決まってるよね〜
まずダイエットに運動でしょう〜!?
人に言われて出来るぐらいなら
もうとっくに始めてるよ〜♪
ブチブチ言ってても決まったものは変えられない。
変えられるのは自分の体型・・・だよね?
今日は蜂蜜入りのシフォンケーキを焼いて持参した。
部屋に入るなり
「いいにおいがする」と恵美子が気が付いた。
「あ!カゼ・ハナ・ソラの袋!」しーちゃんが見つけた。
そうなのだ。
あの例のロールケーキ。。
定休日で口に入れることが出来なく悔しい思いをしていたが
実は とっくに口にしていた。
この店はチェーン店だった。
以前にお土産で頂いて食べていた。
今朝 焼いたシフォンケーキを入れる袋を探していたら
この袋が出てきた。
あぁ〜あのロールケーキは これか。。。
確かに もう食べなくてもいい味である。
「素人に毛が生えた感じ」ママが言っていた。
まさにその通りの味だった。
今朝は時間がなく冷ます時間が無かったので型ごと持参した。
型から外すとき7人の視線が気になって
ついつい力加減を間違ってしまった。
一部を潰してしまった。
その後8等分されたシフォンケーキのつぶれた部分を
食べた人が誰かは言うまでも無い。
「潰れたのは嫌よ!」と言うことで
きちんと私の前に回ってきた。
「今日は毒は無いの?」ママが聞く。
毒とは粉砂糖である。
「生クリームが欲しかったな」
誰かがボソッと呟いた。
こんな私たちには あのロールケーキが口に合うわけが無い。
上品な味はNGである。
「このシフォンケーキでロールケーキを作ったら
あれより数段 おいしいかも〜!?」
しーちゃんが言い出した。
それを聞いた6人の目が訴えていた。
「それ・・食べてみたい・・」
6人が私を見つめる視線が痛い。
私には大きな穴が開いてしまった。
この穴はロールケーキで埋めるしかない。
そう悟った。