第十五話 お部屋探しはMust(=必要)です。
家。いえーい。
格言チックに物思いに耽ることに疲れてきました。
キャッチコピーはいろんな意味で危ないし。
職人ギルドへの依頼があっさり終わってしまったので、商人ギルドへ行きたいと思います。
理由は宿から貸し部屋に移りたいってことです。ずっと暮らすなら宿は高いので。
求めている部屋は
・練習と仕込みをするための厨房のようなデカ目のキッチン
・材料を保管しておくための倉庫
・屋台を置きたいので駐車場(馬車用の場所に置かせてもらえないかな?)
・風呂(がついてれば申し分ないけど流石に贅沢なので優先度は低い)
ちなみにトイレはどんな家でも魔法洗トイレがデフォルトである。
なんでも百年前に不衛生と病気に関する論文が発表されて以来、トイレなど街を綺麗にする技術は世界を上げて取り組んでいたそうで
どんな貧乏人の家だとしても税金を還元する形で国が提供しているのだと言う。
よってお部屋探しの条件には当てはまらない。
そんな部屋で空いてる所が部屋貸し商人の情報の中でないか聞きに来たのだ。
条件にあう部屋を探すので少々お待ちください言われたので待っていること数分。
「なんとか1件ありましたよ」
で、なんでまだ破格対応なのギルデンスターンさん?
「馬車を使うわけではないので納屋が余計ですが、もともと馬車用のものなのでご了承ください」
まぁ、そうだろうね。その部屋見せてもらってもいいですか?
「ええ、流石に私も忙しいので別の者が案内しますけど」
その部屋の部屋貸し商人が紹介されて、案内された。
開く予定の場所にも近いし、借りることを決めた。後で聞いたが月8万ニャオンだそうだ。うん大丈夫。
書類を作るので即日は無理らしい。
また明日となったので、貸し工房で練習をすることにする。本日は豚骨にチャレンジ。
しっかり扱わないと臭みがすごいらしいから失敗してでもなれておかないとね。
"なろう"の形式だったらこっから先は落ちていくだけ……のはず。
この小説が今日も3位に入ってます。
私は自分の作品がランク外とかは気にしないのですがあまりに上位だとものすごくチキンガラスハートのせいで恐怖を感じてしまい。
この3日間くらい色々大変でした。でもよーやく落ち着きます……よね?
もちろん。読んでくださった方、評価してくださった方、お気に入り登録してくださった方にはとても感謝しております。
これからも精進しますのでよろしくお願いいたします。
4/1 月丘 涼
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4/2 誤字修正




