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異界拉麺店主手記  作者: 月丘 涼
第二章 認知度を広げるために見られる屋台
14/21

第十三話 入会特典

特典。それは無くても困らないが、あったら出来るだけ利用したいもの。


みなさんが食べ終わって一息ついたので、ようやく処理すべき事柄に入れる。

「食べ終わりましたし、残りもすませたいのですが」

ギルデンスターンさん?ギルデンスターンさ~ん?もしも~し。

「はっ、失礼。ではこの料理をメインに料理店を営んで商売をしたいと?」

「はい。」

どうやらあまりの美味さに余韻に浸かりすぎて呆けていたらしい。

う~ん、まだまだ改良すべき余地はたくさんあるんだけどな。

「わかりました。君手続きの書類」

「はい」

審査員の方の一人がばたばた出て行く。

「少々イレギュラーな段階を踏みますが、とりあえず規則の確認と同意を」


1.商人ギルドに所属する者は1月に一定のニャオンを支払う。支払う金額はランクによって異なる。

2.商人ギルドに所属する同士での諍いの調停は商人ギルドで行う。

3.商人ギルド全体の不利益をもたらした者は制裁を受ける。

4.所属料を3月滞納した者は、ランクダウンまたは商人ギルドを追放する。

以上を所属する者は守る。その代わり商人ギルドは、

災害等による損失をある程度補填し新規登録者またランクアップした者は、特典を受ける。

新規登録者には、躓きやすい部分へのフォローを行う。


細かな文言はたくさんあるが、まあ大体こんな感じだ。

「同意します」

「かしこまりました。ジロー・フジモリ様は商人ギルドに登録されました。ランクは最下位のホワイトです」

ちなみに最高位はプラチナである。

「では、入会時の特典について説明させていただきます」


この特典は、特典ポイントと呼ばれるものをギルドが所属する者に与え、

自分ひとりではどうにもできないと判断したもの(初期費用や土地等)をギルドにお願いすることで解決してもらい労力に応じてポイントを失うと言った者である。

ちなみに、"新規入会者が自らが望む街に店舗を構える"ためにこの特典ポイントを利用する場合は、与えられた20ポイントを全て使い切ってしまう。

店舗をだけではどうにもならない場合が多いがそれに気づかず自滅する者も少なくは無いと聞いている。


「それで、ジロー様はポイントを何に使いますか?今すぐ使わなくても結構なのですが」

「このドコロダイの中央広場付近で昼の11時から夜23時まで屋台の営業許可をとりあえず3ヶ月、細かい屋台の位置はできるだけ酒場か宿屋エリアに近いところでってどれくらいポイント消費する?」

ギルデンスターンはアゴに手をあて少し考える。

「細かい部分は検証しなければいえませんが、大体12ポイントくらいでしょうか?」

それなら大丈夫だ。失敗した時の借金の金額を代わりに払うのがたしか5ポイント。これは例として書かれていたから、確実なはずだ。

「ならそれだけってことで。よろしくお願いします」

「では、細かい部分が分かって変更したいと思ったらいつでもどうぞ。しかしいいんですか?情報ではあなたなら店舗を構えても他の初期費用を賄う財力は冒険者としての仕事で貯め込んでいたはずです。それなのにどうして屋台を」

案外単純なことなんだけどな。

「特許に出した料理。名前をラーメンというのですが、最初の反応で分かる通り食べ方も知られていません。なら、壁で隠れてしまう店舗より、見える屋台で出したほうが認知度はあがるはずです」

「なるほど、わかりました。では、本日はこれで、場所の調整や特典ポイントの詳細な計算、特許の最終判断はまた後日」

ギルデンスターンがにやりと笑みを浮かべた後、恭しく礼をする。

「わかりました。今日はこれで失礼します」


ふぃ~っ。なんかいろいろ疲れた。宿に戻ろう。

 本日は異界拉麺店主手記をお読みになっていただきありがとうございます。

 この十三話のあとがきにて今現在の作者の気持ちを正直に申し上げたいです。ぶっちゃけレベルで

経緯を話しますと

4日前くらいにストーリー評価、文章評価のそれぞれに1ptつきまして6ptになりました。

いや、いいんですよ?評価がもらえるだけでありがたいことですし1ptがつくほどの稚拙さもわかっているんです。

それが朝確認すると、ストーリーが合計21pt、文章が合計22pt

お気に入り登録数も、大体20件近く増え

アクセス解析を見ると3/27が374で3/28が651

ということです。ガクガクガクガク (((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル

正直に言いたい。な に が お こ っ た ?と

こんな稚拙でかつ万人受けは絶対にしない文章なので、幾人かが読んでくれればいいやと思い。

各種マニュアルにあった評価アップの心得はほぼ利用してません(その3を2名ほど伝えたくらいです)(その6はきっちりお返事を書かせていただきます)。

何が起こったのかわからないのは非常に怖いことなのだと改めて実感するほど怖いです。


もちろん読んでくださった方、評価をつけてくださった方、お気に入り登録してくださった方には本当に感謝しております。

これからも精進いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。

                                       3/29 11:30 月丘 涼

誤字、脱字、感想、ツッコミをお待ちしております

あと、小説情報に入れるべきキーワード募集中!


3/31 誤字訂正

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