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ピース・ウォーズ

作者:マカロニサラダ
それは――〝皇家鎮定職者〟と呼ばれた、或る破綻者の物語。
 皇歴二百二十年台に入り、フォートレム皇朝の影響力は衰退の一途を辿っていた。ほかの十五の国々はそれぞれ諍いを始め、戦争さえ起こりそうな気配だった。
 事実、フォートレムの首都を、突如、隣国ラジャンの大軍が包囲する。彼等は首都を制圧しようと目論み、一触即発の状況に陥る。
 それを回避したのは外交官でも軍人でもなく〝鎮定職者〟を自称するマハリオという人物だった。年齢も性別さえも不詳なマハリオはその計略を以て、ラジャン軍と交渉する。やがてこれを誰一人傷付ける事なく退けるに至る。
 この功績を重く受け止めた皇帝ルーゲンは、マハリオを〝皇家鎮定職者〟として雇う事にする。マハリオを模範として戦争以外の方法で国々の諍いを収める〝鎮定職者〟の育成を図る。だがそのマハリオは〝鎮定職者〟としても人間としても邪道な人物だった。
 実際、マハリオの弟子であるサアシエはマハリオに振り回される毎日を送っていた。そんな異端者であるマハリオに、様々な難題が降りかかる。
 グオールグとカシャンの国家間の問題。シーナとストックゲイの確執。更に皇歴二百二十八年、マハリオの宿敵――パルバイン・シャーニングが遂に動きだす。
 彼は奇計を以てシャーニングに大義をもたらし、フォートレムに対抗する。ロウランダ大陸を二分し、大戦を起こしてこれに勝利し、フォートレムにとって代わろうとする。
 これを阻止する為マハリオも動くが冤罪をかけられかの者は処刑される事になった。その遺志を受け継いだテェシア・ネッチェは、ある下策を以てパルバイン達に対応を開始。彼等に対し勝負にでる。何としても戦争を回避するべくテェシア達は足掻きに足掻き続けるのだった。
 そして皇歴二百二十八年――七月十一日。今、最後の戦いが幕を開ける。
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