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OVER THE LEFT !  ~あるいは、ある親バカ社長秘書の備忘録~  作者: 風花てい(koharu)
月を仰ぎて花を愛ず
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月を仰ぎて花を愛ず 15

 

 それから一か月が過ぎた。


 その間の俺は、六条が中村から奪った様々なものを3ヶ月前と同じ状態にして返すべく、社長の手足となって両社の間を行ったり来たりしながら、あっちでどやされ、こっちで急かされ、そちらで嫌味を言われ、むこうで延々と説教され……という日々過ごすことになった。


 事前に朱音が言っていたとおり、死ぬかと思うほど忙しかった。 

 だが、彼女の予言どおり、どれだけ頑張らされても死にはしなかった。


 それほど忙しかった俺が唯一息抜きできる場所というのが、弘晃のいる病室、あるいは退院後の彼の部屋だった。一時は命さえ危ぶまれた弘晃であるが、紫乃の献身的な看病の甲斐もあって、今は退院も許され自宅での療養に励んでいる。


 現在の紫乃はといえば、彼女は家出中であった。 


 弘晃と中村物産へ向けて行われた父の非情な仕打ちに腹を立てた紫乃は、6人の母親と和臣を説得し、彼らが所有する六条の株を自由にできる権利を一時的に貸してもらっている。一時的とはいえ、今の彼女は、六条の株の半分以上を有する大株主である。彼女の気持ちひとつで六条を潰すことも可能だから、社長は、紫乃=中村物産の言いなりになるしかない。 

 ……というのは、いまや噂好きの第三者を喜ばせる程度の話でしかない。


 紫乃は、確かに母親たちと和臣に頼んで、株の権利を貸してもらう念書を書いてもらった。しかしながら、社長は、そもそも中村と仲直りしたくてしかたがなかったわけだから、娘から脅されなくても、中村の言いなりになったことだろう。それに、紫乃が持ってきた『六条の株の権利が云々……』と記された物騒な念書は、彼女が中村家に転がり込んできた直後に、これが悪用された時に紫乃が被るであろう被害に気が付いた弘晃によって早々に破り捨てられている。ゆえに、今の紫乃が中村家に居座っていたところで、特段の余録はない。


 しかしながら、紫乃が父親と対決してまで中村を守ろうとした姿勢は、子会社まで含めると数万名からなる中村物産の社員と、成り上がりの家の娘を中村本家の嫁に迎えることを内心快く思っていなかった中村の分家の重鎮たちに深い感銘を与えたようである。これだけの騒動を引き起こしたにもかかわらず、今のところ彼女と弘晃の交際に意義を唱える者はいなかった。彼らの結婚は、確定した未来として、多くの人々から喜びをもって受け入れられているようである。


 ただし、紫乃の父親への怒りは、いまだに収まっていない。そのために、社長は相当凹んでいる。父がしたことに怒り呆れているのは、姉だけではなかった。姉に忠実な妹たちからも総スカンをくらっているため、現在の社長は、ベコベコである。


 紫乃が許してくれない限り、妹たちからの制裁も終わらないだろう。そのため、俺は、毎日のように社長から紫乃宛の伝言と花を預かって、中村家に通わされていた。

 親切な中村家の人々は、俺が行くと必ずといっていいほど、コーヒーや食事を振舞ってくれた。しかも、俺が慌てて食べ物を流し込んで出て行かなくてもいいように、弘晃が(既に他の者から報告を受けているだろうに)俺に仕事の進捗などをたずねてくれた。


 

 その日の俺も、弘晃の部屋でその日最初の食事――もしかしたら、前の日に食べ損ねた夕食の代わりだったかもしれないが――にありついていた。 

 旺盛な食欲でどんぶり飯をかき込む俺をベッドの上に腰掛けた弘晃が面白そうに眺めている。 


「ところで、葛笠さんは、なにもわからないのに良くやっていると、うちの社のみんなが誉めていましたよ」

 ようやく人心地つき、コーヒーをすすり始めた俺に、弘晃が教えてくれた。

「……。全く誉められているような気がしませんが」

 訳もわからないまま右往左往することしか能がない俺は、一ヶ所から動かなくても全てを見通しているらしい中村物産の事実上の長に恨めしげな視線を向けた。しかしながら、弘晃は皮肉を言っているつもりはないようで、「そんなことないですよ」と、穏やかな笑顔で否定した。


「葛笠さんは、『いい』そうです」

「本当に?」

「ええ。下手なことをしても、余計な言い訳をしないで謝ってくれるし、わからないことは、『わからない』、知らないことは、『知らない』と言ってくれるし、人の話を変な理屈で混ぜっ返したりもしない。ついでに、叱られても簡単にへこたれないので、仕込み甲斐があるそうです」

「それは、かなり普通じゃ……」

「そうでもないようですよ」

 やはり誉められている気になれない俺に、弘晃が笑みを向ける。  

「六条さんがうちの会社を乗っ取っていたとしたら、いずれ、葛笠さんが中村物産の社長になっていたかもしれませんね」

「冗談でも、そういうこと言わないでくださいよ!」

 俺は、両手を振り回して、彼の冗談を拒否した。万が一にでもそんなことになったら、中村の社員は俺を血祭りに上げ、亡骸を金のリボンで結んで社長に送りつけることだろう。今の彼らは、弘晃以外の者が中村物産のトップに立つことを許さない。それほど、彼らは、弘晃に……先代社長の独裁体制から彼らを解放し、中村物産に健全な秩序をもたらした彼に心酔しているのだ。

「僕と父の知らないところで、みんながあれこれ致していたそうで、本当にすみませんでした」

 本気で青くなる俺に、弘晃が申し訳なさそうな顔をする。 

「元を正せば、六条さんがうちを潰そうとしたことを、『渡りに舟』だと開き直って受け入れようとした僕が悪いんですよね」

「『渡りに舟』は、投げ遣りすぎです」

 二度とそんなことを考えないように、俺は、できるだけ厳しい顔で彼を諌めた。

 そう。紫乃と別れた後から倒れるまでの3ヵ月間、弘晃と彼の父親である中村社長だけは、本当に『渡りに船』といわんばかりに、この機に乗じて中村物産を六条に乗っ取らせようとしていたらしいのだ。 



 中村本家に生まれたにもかかわらず、商才がなさすぎるために父親に愛想を尽かされて勘当されたことがある中村社長と、病弱ゆえに祖父から跡取りとみなされたことがなかった弘晃は、こちらが呆れるほど世襲という概念から自由だった。


 中村物産を継ぐ者が、中村の人間である必要はない。従って、その能力があるのなら、継ぐのは誰でも構わない。そして、六条源一郎には能力がある。彼が望むのであれば、すみやかに乗っ取らせてやればいい。会社を乗っ取られて問題になりそうなことといえば、現在の中村物産が抱えている従業員の雇用が保証されるかどうかであるが、六条コーポレーションと中村物産では業種が違う。というよりも、六条が手がける仕事の範囲内に、中村物産が手がける仕事が全く納まりきらない。

 今の六条には、中村物産の仕事を引き受けるだけの人材が、質量共に圧倒的に不足している。一方、金銭的な余裕のない中村物産は、慢性的な人手不足だ。仕事の量さえ減らさなければ、従業員が解雇される心配は極めて少ない。ならば、無駄に争うことをやめて、六条が欲しがるままに荷や取引先を奪わせてしまえばよい。そうすれば、結果的に、経営陣以外の中村物産の全てを六条に段階的に渡すことができるだろうから。……というのが弘晃の目論見であった。


 彼の提案に賛同した中村物産の社員たちは、だからこそ、六条から何をされても抵抗しなかったし、積極的にヘッドハンティングにも応じた。彼らが気にしていたのは、六条以外の他社に仕事を奪われることだけだったそうだ。 


 六条からの嫌がらせが始まってから3ヶ月、全ては弘晃の思惑通りに進んだ。だが、この計画には、ただ一点だけ、弘晃が全く考慮に入れていなかったことがあった。その一点とは、弘晃が思っていたほど、彼らの社員が弘晃を不要だとは思っていなかったということだった。


 中村の幹部社員の中には、六条コーポレーションが多くのダミー会社を抱えるイカサマ企業体であることに気が付いている者も多かった。また、先に引き抜かれた社員たちがせっせと探ってきた情報によって、六条コーポレーション内で自分たちの抵抗勢力となりうるのは、社長と彼の秘書の数十人足らずであることもわかってきた。 

 これなら、たとえ会社を乗っ取られたとしても内側から簡単に乗っ取り返せると、彼らは踏んだ。ならば、弘晃の言う通りにさっさと乗っ取られてしまおう。しかる後に六条社長を追い出し、六条の潤沢な資金を元手に中村物産を再出発させればよい。もちろん社長は弘晃、もしくは弘晃の補佐付きの彼の父親で……と、彼らは考えた。

 だからこそ、彼らは、六条から和解の意味を籠めて差し出された手を、徹底的に無視した。弘晃が普段から表に出てこないのをいいことに、六条社長からの面会の申し入れも、彼に取り次ぐ前に全て拒絶した。 


 ちなみに、この『六条逆乗っ取り計画』を主導していたのは、弘晃の弟の正弘だった。社長の親バカに引けを取らないほどブラコンの正弘は、紫乃をふった弘晃を社長が許せなかったのと同じように、兄をふった紫乃(認識としては、こちらが正しい)に対して、相当腹を立てていたらしい。 

 あと10日もあれば、彼らは、首尾よく六条コーポレーションを手に入れていたことだろう。だが、彼らの計画にもまた大事な見落としがあった。それは、人前では平気そうに振舞っていた弘晃の体調が、実はどん底に近いほど悪化していたことであった。


 パーティーの時に弘晃が倒れ、そのおかげで紫乃が実は弘晃にベタ惚れであったことがわかり、ついでに、社長が中村物産本社に赴いて、大勢の社員に向かって土下座したことで、彼らの『六条逆乗っ取り計画』は、完遂直前で幕を閉じた。


 その後の中村の社員の行動は、すばやかった。


 六条にヘッドハンティングされていた中村の社員は、退職金を要求することもなく、その日のうちに元の会社に戻っていった。六条の嫌がらせのせいでなにかと滞っていた中村物産の仕事も、弘晃代理の正弘の号令一下、何事もなかったようにスムーズに動き始めた。

 何もかも元通り。いまだに無闇に忙しいのは、細かい後始末に追われる俺ぐらいなものである。


「それなのに、僕が死んだら許さない……と言って、弟が葛笠さんを責めたそうですね。本当に申し訳ありませんでした」

「弘晃さんが謝る必要なんてありません。それよりも、葛笠さんが、さっさと私に本当のことを話してくれればよかったのよ。そうすれば、ここまで大変なことには、ならなかったのに」

 お盆に追加の食料を載せて運んできてくれた紫乃が、部屋に入るなり俺を責めた。同じ事で何度も妹たちから責められている俺には、もはや反論する気力がない。

「う……すみません」

「それを言うなら、僕が最初に紫乃さんに言えればよかったんです」

 膨れっ面の紫乃に微笑みかけながら、弘晃が、うなだれる俺を庇ってくれる。「でも、体が弱いことを理由に貴女にふられるのも、かといって貴女に同情されて結婚してもらうのも怖くて、結局言えませんでした。葛笠さんは、そんな僕の気持ちを酌んで、黙っていてくれただけです」

 『そのとおりなんです』というように、俺は弘晃の隣でコクコクとうなずいてみせた。そこまで弘晃に下手に出られたら、紫乃としても強気には出られない。「……まあ、弘晃さんが『話す』って言ってくれたときに、勝手に怒って、『聞きたくない』って言っちゃった私も悪いんですよ」と、しぶしぶながら自分の非も認めた。


 そんなふたりのやり取りを見て、俺は、ほんわかした気分になった。負けん気の強い紫乃が弘晃のさりげない言葉でコロッと態度を変える(これを俗に『掌の上で転がされる』と言う)のも見ものだが、なにより、紫乃の表情がいい。

 六条家にいた時の紫乃は、全く隙がない……というか、いつも何かに対して身構えているようなところがあった。

 彼女は、誰にも付け入る隙を与えない。完璧すぎて、どこか近寄りがたい。まさに、美しいけれども鋭い棘のある大輪のバラのような娘だった。それが今はどうだろう。怒っていても笑っていても、今の紫乃は、表情のひとつひとつが非常に柔らかい。だが、紫乃には、表情を変えているつもりもなければ、自分が変ったという意識もないはずだ。ただ、弘晃が彼女の傍にいるから。だからこそ、彼女は、こんなに安心しきった表情ができるのだろう。


 恋とは、ここまで女性を変えてしまうものなのだろうか? 

 恋というよりも人との出会いなのかもしれないけれども、俺にもいつか、そういう出会いがあるのだろうか?

 俺も誰かによって変るのだろうか? 

 誰かを変えてしまうような出会いがあるのだろうか?


(あれ?)

 そこまで考えて、俺は、眉間に皺を寄せて天井を睨みつけた。


(『変わる』といえば、少し前に、俺自身にも人生観が大きく変るような変化があったような?)

 ふと頭に浮かんだのは、就職活動中に髪留めを差し出してくれた少女の顔だった。

(いやぁ、いっくらなんでも、あの子は小さすぎるだろう。対象外だな。うん)

 苦笑いを浮かべ首を振りながら、俺は、想像の中でヘラヘラと笑っている紅子の顔の上に赤い大きなバツ印をつけた。バツ印がついた紅子の背後で、森沢が紅子がくれた白いネクタイを振り回しているような気がしないでもなかったが、それも無視した。


 だいたい、女性を変えてしまうほどの恋ならば、男のほうだって相手を変えられるほどの器の大きさが求められるのではないだろうか。そういう意味においては、俺もまた小さすぎると思う。いずれにせよ、『まだまだ』だ。


「葛笠さん。さっきから、なんで、独りでヘラヘラ笑っているの?」

 独りで百面相をしている俺に、紫乃が気味悪そうに問いかけた。俺は、慌てて居住まいを正すと、紫乃が追加で運んでくれたホットサンドにかぶりついた。


「なんでもありません。あ、そうだ。今日も今日とて、社長からの伝言があるですが……」

「え、いらないわ」

 心底嫌そうな顔をする紫乃に、「聞いてあげましょうよ」と、弘晃が勧める。


「では」

 俺は、口の中のものを飲み込むと、紫乃と向かい合うように座り直した。

「本日の社長からの伝言です。『紫乃、元気にしているかい? 君の帰りを待ちわびる私にとって、時の流れは残酷だ。君のいない時間は、普段の100倍も200倍もゆっくりに感じられる。しかも、本当にそれほどの時を過ごしたかのように、老いが私の体に刻まれていく。次に会う時、君は、すっかり年老いた私を見て驚くことだろう。どうか、戻ってきて、この哀れな年寄りに『許す』と言っておくれ。さすれば、私は、たちどころに活力を取り戻し、残りの人生を君の幸せのために捧げるだろう』」


「今日のは、いまいちね」

 恥ずかしさで憤死しそうになりながらやっと言い終えた伝言を、紫乃が冷淡に評した。弘晃までもが、苦笑いしながら、「そろそろネタ切れですかね」と、コメントをする。

「そんなこと言ってないで、お願いですから、帰ってあげてくださいよ」

 俺は、紫乃に懇願した。本番で一回、社長の前で練習2回。合計3回も、毎日毎日赤面ものの伝言を暗唱させられる俺の気持ちも考えてほしい。だが、紫乃は、「いやよ。 帰りません」と、にべもない。


「紫乃さまぁ!」

「その変な伝言の暗唱はともかく、わたくしが帰らないほうが、葛笠さんにとっても、よいと思うわよ」

 泣き喚く俺に、紫乃がニッコリと微笑みかける。 

「私が家出しているからお父さまが扱いやすいと思っている中村の社員もいることはいるようだし、葛笠さんだって、ここでならば堂々と休めるでしょう?」

「は、はあ」

 俺は、目の前の皿に視線を落とす。そこには、紫乃が追加で持ってきてくれた具だくさんのホットサンドとコーンスープがあった。ちなみに、彼女が下げてくれたばかりの器に盛られていたのは、親子丼と味噌汁とひじきの煮つけと浅漬けだった。 

 いつもいつも、ここでは、一食でも栄養のバランスの取れた食事をたっぷりと食べさせてもらっていることに、いまさらながら俺は気が付いた。

「この間みたいに、客間を使えるようにしてもらっておいたから。それを食べちゃったら、3時間ばかり仮眠しなさいね」

 社長が何か言ってきても自分が撃退してあげると、紫乃が約束してくれる。確かに、ここ以上に安心できる避難所は、どこにもないかもしれない。

「ありがとうございます!」

 俺は立ち上がると、部屋を出て行きかけた紫乃に威勢よく頭を下げた。紫乃は微笑むと、「弘晃さんも、お話が終わったら、しばらく横になってくださいね」と、大事な恋人に勧めた。弘晃は、「うん。あとひとつふたつ葛笠さんに確認しておきたい事があるから、それが済んだら、少し寝るよ」と、紫乃に約束した。


 

****


「ところで、確認って、なんでしょう?」

「ひとつは、六条コーポレーションの仕事についてです」

 紫乃が部屋を出て行くのを待ってから、弘晃が言った。 


「し、仕事ですか?」

「ええ。 具体的に、どのような事業を手がけているのか……とか、今後、どんな分野に力を入れていきたいのか……とか。葛笠さんがわかる範囲でいいので、僕に教えてほしいのですが」

「私が知っている範囲だけでいいのですか」

 社長の裏の仕事のことを追求されるのではないかと身構えていた俺の肩から、力が抜けた。いわゆる表の仕事のことならば和臣にも説明したことがあるし、なによりも、なんの罪悪感もなく話すことができる。俺の舌は、いつもよりも軽く滑らかに回った。


「あとのひとつは、紫乃さんが僕と……というよりも、彼女が誰でもいいから大きな家の御曹司と見合い結婚しようと思った最初の理由について、なんですけど……」

「大変、申し訳ございませんでした。俺は、盗み聞きしたうえに、みんなに教えてしまいました」

 俺は、叱られる前に潔く謝った。だが、弘晃は、俺を咎めるつもりはないらしく、「それなら、話は早いですね」と微笑んだ。







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