表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/22

アップグレード・十一月~(今月はおあずけ)

 十一月なかばともなると……午後五時ごろには街灯がつき始め……夕食時(午後六時)となれば『もう夜か』と言いたくなるほど真っ暗だ。

(どうやら街灯これは『ライト点灯したほうが良い』のサインらしい)


 毎月、給料を受け取った後の仕事休みは、どうも無意識に『津出自動車』へ車を走らせることが習慣となってしまった僕は……今月も『津出自動車その』ドアを開けお決まりの台詞をはき……彼女にため息をはかせる。


「こんにちは。零さん、何か良いパーツない?」

「はあ……あんたね。あたしが先月言った言葉、もう忘れたの」

「あ、ごめん……それじゃあ」


「待って、せっかく来てくれたんだからコーヒーくらい出すから、そこの商談用ソファーにでも座って待ってて」

「おい零、それって元君をだしに、ただ休みたいだけだろ……ついでにわしにも入れてくれ」

「へへ、ばれたか……はい」


 僕が座ってる横で、彼女が、粉末インスタントコーヒーを入れ……かき混ぜたスプーンで一口味見を……どうやら上手くできたらしく『よし』とうなずき持ってきた。


「どうぞ」

「ありがとう。いたたきます」

「ちなみに、あるわけないと思うけど、あんたが働いてるバーガー屋(個人営業)って、ボーナスとかって出るの?」

「うん……二か月分、年二回」


 内心『出ない』と決めつけてたのだろう、彼女の顔から笑みが消える

「え⁈ ウチより良いじゃん。あなどれんな『とある町のバーガー屋(個人経営)』……もう一回パパにねだってみようかな?」



結果彼女は車を手に入れる(悪路用か、以前のスーパーカーかは考え中)

読んでいただき、ありがとうございます。

『車に興味ない僕が、カーオーディオ、はじめました。』

第十三部『アップグレード・十一月~(今月はおあずけ)』

いかがでしたか? 気に入っていたたけたなら是非

ブックマーク ・ ☆一つでも、評価をいただけると……

とてもうれしく、励みとなります。よろしくお願いします。


by.メガネ君(作者)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ