おねんね京子ちゃん
今回は、いつもと比べて短めです。
風呂から上がり、髪を乾かし終わった2人は地下室へ向かった。
そして京子は睡魔に襲われている中、沙樹にピンクのパジャマを着せてもらい、妙なドキドキ感を感じていた。
それは沙樹が着ているのと色違いで、襟元にはフリルが付いており、下は少しヒラヒラしたショートパンツになっている。
「よく似合うわ、京子」
「え、そうかしら」
「とっても可愛いわ。さあ、もう寝ましょう」
京子はだるそうにゆっくりと、純白のベッドに入った。
フワフワした肌掛け布団が天使の羽のように身体を優しく包み、彼女は今にも眠ってしまいそうだ。
あくびの回数が増え、瞼は重くなっていて、腕の力は完全に抜けてしまっている。
沙樹はそんな京子を見て、ベッドに入ると横向きで寝ている彼女の尻を幾度か掌でなぞった。
「ぐっすり寝て頂戴ね、あたしの大切な京子……」
辛うじて聞こえていたのか、京子はコクリと小さく頷き、ものの1分後には寝息をたてて完全に眠りについた。
「京子に手を出す人はあたしが切り刻んでやるわ。比喩でも何でもなく、ね……」
地下室の照明を消し、1人呟く沙樹。
彼女は闇の中で薄気味悪く笑い、嬉しそうな顔で夢の中へ入っていったのであった。
僕も眠い……(-.-)Zzz




