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制服を着よう

最近忙しくて更新スピードがやばい気がする今日このごろ


『陽菜よ……』


「はい!?」


突如目の前が光ったと思ったら知らない人が現れてオレに呼びかけた。


『私は神です。』


「神!?」


『神の命令です、10秒以内に前回のあらすじを言いなさい。』


「は?」


『10、9、』


「あっ、前回のあらすじ!えーと、買い物に行って、じゃない!それは前々回だ!料理して、風呂入っ」


『はーい時間切れ、罰として床が抜けまーす。』


「えっ!?」


突如、足元に穴があいた。


「って、うわああああ……」


【第4話:制服を着よう】


「うぎゃあっ!」


いてて……

ここは床……?


「夢か……」


「陽菜大丈夫か!?」


起こしに来たのかちょうど劉生が部屋の入口の所にいた。


「って、陽菜って呼んだって事は昨日の事はやっぱり夢じゃないんだな……」


「お前のお母さんが言ったとおりなかなか戻る気配もないな。」


「あー! やりにくいぜ!」


「口調をもっと柔らかく。」


柔らかくって言われても難しいものは難しいんだよ。


「次から気をつけるわ。」


「とりあえず下でご飯だ。」


そう言って移動開始する。


「そういえば劉生は家に帰らなくても大丈夫なの?」


「大丈夫だけどさっき帰ろうとしたらご飯ぐらい食べてけってね。」


母さんはそういう人だからなー。


「姉ちゃん遅い!」


「オレはこういう奴だからしかたないんだよ。」


「仕方なく無いわよ!」


姉さんに怒られた。

……妙に姉という言葉が飛び交うな。

オレが女になったからか。


「それにしても慣れないよ。」


「今の口調完璧だったわね。」


「話そらすな。」


「どうせ学校通い始めたら慣れるわよ。」


軽く言ってくれるじゃないの。


「そういえば学校で思い出したけど制服届いたわよ。」


「「「早っ!」」」


姉さんと劉生とオレの息があった。

弟達はご飯を食べてて興味なさげだけど。


「いや、さすがに早すぎだろ!」


「1日で来るようなもんなのね。」


「ともかくご飯食べましょう。」


「あれ? 父さんは?」


「あんたが遅いから先に食べて出かけたわよ。」


そうか、今日は仕事の日か。


「それじゃあ食べましょう♪」


「「「「いただきます!」」」」


「「ご馳走様でした!」」


ん? もう食べ終わったのか?


「姉ちゃん……不思議そうな顔してるけど今日月曜日だから僕ら学校だよ……?」


「あれ? そうだっけ?」


でも今10時ちょっと前だぞ?


「陽菜は寝てたから知らないだろうけど不審者情報出てて危険だから登校時間遅くなったのよ。逮捕されたらしいけどね。」


ほえー、治安悪いな……

それにしても登校時間遅らせるほどって相当だな。


「陽菜、ボケっとしてないで食べちゃいなさい。」


「はーい。」



《数分後》


「「「「ご馳走様でした。」」」」


「あれ? 月と光は?」


「陽菜が夢中になって食べてる間に出かけたぞ。」


あれ〜?

ま、いいか。


「陽菜〜さっそく制服来てみましょうね〜♪」


うげっ! すっかり忘れてた……


「べ、別の日にしようぜ!」


「ええ〜……」


「やーよ、陽菜の制服姿私も見たいもの。淡ゆくばそのままあんなことやこんなことや……」


「下心丸出しだ! 劉生助けて!」


「(にっこり)」


「なんでそんな満面の笑みなんだ! お前もそっち側か!?」


そんな事言ってるうちに姉さんに捕まった。


「陽菜たん確保ー! これで逃げられ無いわよ〜!」


「あっ! チクショウ離せ!」


「セリフがバトルアニメになろうとしてるけど私はめげない! このまま部屋に引きずり込んで……」


「引きずり込んでここでは言えないことしようとしてるんだろー! お断りだー!」


「はいはい2人とも落ち着いて♪ 制服着せるだけだから大丈夫よ。」


大丈夫じゃ無さそうだからこうして抵抗してるんだよ!


「涼奈は後でお話。」


「ひー! 許してお母たまー!」


「陽菜は大人しく着替えてね? 不備がないか確認したいし。」


むー、そう言われたら着るしかないな……


「わかったよ! 着るから姉さん離せ!」


「あ、ごめんごめん。つい部屋に引き込むとこだったわ。」


懲りないな……



《数分後》


「これで完璧!」


「スカートを頭からかぶってた陽菜が完璧なわけないじゃない。もうちょっと慣れないとまずいわよ。」


「うっ……」


まさにその通りだ……

着方わかんないし仕方ないでしょ! 上の服裏表反対に着そうになったり……


「なんか心の中で正当化まで持ってこうとしてる気がするけどあなたの場合異常よ。」


「ぐぬぬ……」


仕方ない……こうなったら訓練だ!

どうせなら神の域までたどり着いてやる!


「神の域って何よ……」


「頑張れ~♪」



《30分後》


「で……できた!!」


「う~ん……」


「42点!」


神の域にはたどり着けなかったよ……


「全く仕方ないわね。この姉である私が隅から隅までレクチャーしてあげる!」


「なんか視線から寒気を感じるのでパスしておきます。」


「うええぇ……マイマザー! 陽菜たんが冷たいよ~!」


「えっ……あっ、そうね……」


完全に哀れみの視線送ってるね……


「我が家には劉生君しか味方はいないの……?」


「家族じゃない劉生を巻き込むな!」


自分の体の事も心配だが姉さんの暴走も心配だ……

これから一体どうなるんだろ……?



続く?















「ちゃっかり終わらせようとしてるけど着替え完璧にするまでノンストップよ! スカート千本!」


「素振りみたいに言うなー!」


今度こそ続く

更新スピード遅くなりますが頑張ります

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