旅行
旅行の当日の朝、俊太郎は珍しくおねしょはしてなかった。思わずガッツポーズをしたが、喜んだ事で情けない事に気がついた。この年で当たり前であることに。瑠璃子が迎えにきた。第一声が大丈夫だった? ポカンとする俊太郎におねしょ よ、おねしょ。あぁ大丈夫だったぜ。当たり前じゃないか。本当良かっね、じゃあ行こっか。何時もと違い妙にはしゃぐ瑠璃子に俊太郎は気がついたが敢えて伏せた。旅行先で数ヶ所周り、宿泊先の民宿に着いた。ご迷惑ね、無理に付き合わせて。本当はもっと豪華なホテルにしようと思ったけど。何せ予算が足りなくて。チェッ無理しやがって。少しハシャギ過ぎて御腹空いた。汗流してお食事にしましょう。そう言って食事を済ませた後部屋に戻ると布団が二組並べて敷いてあった。少し疲れたから明日の為、寝ましょう。あぁ忘れてた、ゴメン、俊太郎は横になって、ほら早く。何するんだよ、決まっているでしょ。オムツよ、オムツ。一瞬で顔が真っ赤になり、思わず怒鳴ってしまったが、情けなく恥ずかしい思いだ。布団を濡らしたらもっと恥ずかしい。仕方なく承諾した。瑠璃子は俊太郎にオムツを充て、翌朝の俊太郎のオムツは不覚にもぐしょ濡れだった。