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幼馴染を寝取られたけど、そんなもので俺のあいつへの愛が冷めるわけねえ!!  作者: 雨夜 フレ


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16/18

強奪

「おはよ光君♪」

「あ、ああ。おはよう京子」


心の中で歯ぎしりしながら挨拶をする。


「ちょっと恋人が来たのに何で苦笑い?」

「無理言うなよ……」

「いいのかなー?」

「はは、今日も京子は可愛いなあ!」


無理やり笑顔を作る。

あんな写真で変態扱いは勘弁だ。


「あ、桃花!」

「ひ、光……」

「桃花おはよー」


しまった!?

こいつがいたんだった…いつもの癖でつい…


「なんで一緒にいるの?まさか……」

「うん♪私たち付き合ってるの。言ったでしょ?愛してるって」


桃花は固まり目は曇っていた。


「私、光が分かんないよ……」

「えっとだな…」


やばい、どうする。


「桃花とりあえず……」

「全然燃え上がらない!!」

「へ?」


大声で桃花が叫ぶ。


「なんで、光はこんな絶望的な状況で燃え上がれたの!?マゾだったの!」

「え、いや…」


お、俺マゾだったか!?

俺も知らない新事実にびっくりだ。


「ふふふ」

「何がおかしいだよ!?」


京子がくすくす笑っていた。


「だって、ふふ。まさかこんな反応が返ってくるなんてww」


はあ、京子はご満悦みたいだった。


「お、おう、どうした?」

「どうしたんですか?」


チャラビーと牧田が来た。


「あのね、この二人付き合ってるって」

「ま、まじか!?」

「へえー」


チャラビーは驚き、牧田は……鬼だった。


「先輩、節操なしだったんですね?そんなビッチ捕まえて」

「び、ビッチ!?私のこと!?」

「それ以外誰がいるんですか?」

「わ、私は……」

「なんですか?もしかして処女とでもいうのですか?」

「「ぶっ!?」」


あまりの牧田の言いように俺とチャラビーは噴き出す。


「ま、牧田それはさすがに言いすぎなのでは……」

「先輩は黙っていてください!」

「は、はい!」


俺は絶対、桃太郎にはなれないと確信した。


「で、どうなんですか?」

「しょ……処女だよ!!悪い!!」

「え?私に話してくれたテクの話は!?」

「あんなのネットに乗ってる内容だし……」

「だ、騙したんだ!」

「だ、騙されたほうが悪い!」


二人は猫のようにキャットファイトをしていた。


「そこまでだ。二人とも」


チャラビーが止める。


「フシャーー!!」

「フシャアアーーー」


まるで猫だな……


「ま、そういうわけで、俺は京子と付き合ってるから悪いな桃花……」

「光……」


耐えてくれ。桃花、こいつが満足したらすべてが収まる。


「納得いきません」

「牧田…」

「桃花先輩なら長いお付き合いだから仕方なかったですが、こんなぱっとでの偽ビッチに取られるのは我慢なりません」

「お、おう」


ま、まさか牧田がここまで怒るとは予想外だ。


「桃花先輩もそんなので納得できるんですか?」

「できない……」

「ならもっと抗議しましょう!」

「う、うん!」


なんか手を組んでる。


「「お付き合い反対!!」」

「ふふ、負け犬が何を言っても無駄だよ?」

「「ぐっ!?」」


こいつなんか楽しんでない?


「おい、京子どうする気だ?」


俺は小声で聞く。


「こうする」


その瞬間俺の唇には柔らかな感触がした。


「え?」

「ふふ」

「「あああーーーー!?」」


キスされた?


「もらっちゃった初めて♪」

「ジーザス……」


俺はそこで気絶した。



読んでいただき、ありがとうございます。

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