07.盗賊のアジト-03
07.盗賊のアジト-03
「こ、こんな屈辱は初めてだ…。てめぇら…このままで済むと思うなよ」
辛さの苦しみから何とか復活したお頭が立ち上がり、短剣を取り出す。
そのお頭が喋っているタイミングを狙って純の手元にある激辛キャンディを
1個取ってお頭の口の中へと放り込んだ。「えいっ」
「ぬぁああああ!!!」
お頭は秒ともたずに床に転がり悶えた。
そんなお頭の姿を見て盗賊たちが呆然としてしまう。
顔にもはや絶望の色さえ見える。
「だははははー!!お前ら辛いの弱いんだな~。マジ受けるわwww」
純が盗賊たちの悶える姿を見てお腹を抱えて大爆笑している。
「こ、このクソガギども…!!よくも俺らにこんな真似を…っ」
お頭が辛さに耐えているのか涙目で立ちあがる。
「お頭さん、ほら、あーん♪」
また純の手元から激辛キャンディを1個取ってお頭の口元へと
運んでみるお茶目な私。
思わず口を開けて激辛キャンディを食べるお頭。
「あ゛あ゛あ゛あ゛ーーー!!!!」
やっぱりお頭は秒ともたずに床に転がり悶えた。
「悶えてるけど食べてくれたね~♪」
満足そうに微笑む私。
お頭の悲惨な姿にもはや呆然と見ることしかできない盗賊たち。
「ぷはははーー!!! あーー…ひぃっ…笑い死ぬ…っ」
相変わらず純はお頭の悶える姿をまた見て大爆笑している。
「も、もう勘弁してください…」
盗賊たちがブルブルと震えて後ずさりを始める。
「盗賊さんたちも食べさせてあげようか~?美味しいよ?」
また純の手元から激辛キャンディを1個取ると盗賊たちに
それを見せつけるようにしてクスッと微笑む私。
「すいませんでした!!!!」
盗賊たちはあまりの恐怖に一斉に土下座をして謝った。
結局、激辛キャンディの苦痛に合わせられ続けた盗賊たちはそのまま
大人しくなり、私たちは盗賊たちを縛り上げるとそのまま連行して
街へと戻り、騎士団へと引き渡し、無事に依頼を終えられたのでした。




