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青空99%  作者: 赤松
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黒幕ってこういうことだったらしい。

今、、、どういう状況だ?

必死に理解しようとしている脳がバカらしくなる程、混乱している。

「おはよ、シスコン。」

急展開には慣れた為、分析から行こう。目の前には頭に花を咲かせた青髪長髪の女の子がいる。そして?自分の体は正常だ。一旦目の前にいる女の子から目を逸らし下を向くと、見慣れた自分の体が確認できる。

スピーカー野郎からなんか言われて落ちて死んだっぽいのはなんとなーく記憶にあるが、、、。死んだのか否か。自分の生死も不明な現在の状況では、安堵しながら言葉のキャッチボールという任務を果たすのはムズイ。

、、、シスコンと言われたのは一旦置いておいて。

「、、、起きたの気づいてない?」

あいや、気づいてる。発言が出来ないだけで———

「イケメン美女に囲まれて良かったな熟したシスコン兄貴。」

———唐突!!

いやいやいや熟してねえし液晶はピッチピチですが。シスコンでもねえし。でも正直言うとイケメン美女は、うん、良かっ———

「ほら良かったじゃん。」

「心読まれてんのこれ!?」

やっべつい声を漏らしてしまった。漏らしたどころじゃないな。考えるのも嫌だが、心読まれてるなこれ。いや、自分は健全な身なのでまあ心を読まれても純度100%だs

「あんま話したくないから簡単に言うけど、あのスピーカーの女の子いたでしょ?」

ロボコンは相槌を打って、思い返したくもない頭の中の記憶帳を見返す。

「そいつに、なんかアンタは黒幕になれみたいな事言われたでしょ?そう言う事。、、、そこらへんのビルが壊れる妄想とかしてみてよ。わからなかったことが一気にわかるようになるから。」

「な、なる程。」

ロボコンは立ち上がって、ガラス張りのビルが壊れる想像を頭の中で回す。現実でも見慣れた景色なので、言うほど辛くもない。

まずはビルのど真ん中に亀裂が入って、そこから崩れ落ちる。ガラスが燦々と光り、突き刺りにくる速度で落下する。そこ周辺はガラスとコンクリートの嵐が舞うだけ舞い、灰色の煙が去る事でビル崩壊は終止符を打つ。

想像した。さあこれで何が起こるか。


、、、ほえ?

ビルに亀裂が入る。これは、想像じゃない。マジの話だ。

———崩れ落ちた。ビルの上半身は立派に地面に転び、燦々としたガラスが嵐の如く落下し始める。次にコンクリートが参戦し、人々の叫び声が立て続けに増えて行く。え、まって。ちょっと、え?おいおい。止まれ止まれ。灰色の煙が舞い始め、ビル下周辺は何もかもが見えなくなる。、、、地獄と化した。

「見た?そう言う事。貴方が想像した事は全て現実で再現できる。今みたいなのがたくさんできるって事。これが、黒幕って事。

応援してるよ、シスコン。

、、、ちょっと台無しじゃないか?


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