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なんか(偽)聖女に転生した  作者: 麻ァライ
ただの美少女マチルダ
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ショタジジイの説教

「──なるほどね、それでここに戻ってきた。と」

「……はい。」


ホントありがとね、ワイト君。

アーチーさんの手当てもしてくれたし、至れり尽くせりですわ。

ちなみに、アレはやっぱり麻痺毒だったらしい。なんでわかるねん。手当ても結構手慣れてたし……。ワイト君もワイト君で謎が多いよね。ま、藪蛇は勘弁だから聞いたりはしないけどさ。


「それにしても、盗賊ねぇ。此処等じゃ十年は見てなかったんだけどなぁ……」

「……ほう?」


 十年!?……え、ワイト君まさか合法なタイプのショタでござるか?ショタジジイ……うん、ワンチャンあるな。てかだめ!藪蛇、藪蛇……。

 てか、盗賊十年も見てないはやばくね?良い意味で。うちの集落から出る商団だって、一ヶ月に一回は襲われてるのに……ま、もちろんみんなは強いから返り討ちにしてたみたいだけどね!


「ルイス、君も君だよ!仮にも国王が護衛一人では不味いだろう?その上、公表はされていないとはいえ、君は聖女を連れていたんだ。もう少し慎重にしなさい!」


 それはそう!

 国王が馬車一つで、その上ちゃんとした護衛は一人(アーチーさんは護衛というより執事っぽいから除外。そもそも、聖女って視点からでも護衛じゃなくて従者だからね。)とか、アタマダイジョウブ?案件なわけよ。

 あれ、でも確かここに来る前に護衛はあちこちに隠れてるとか言ってたっけ……?


「適当な騎士見繕って、追わせるからダイジョウブ!とか言って、王宮を抜け出したんでしょ!どうせしてない癖に!」


 え、それマジすかワイト氏?

 ……さっきの、もしかして嘘?いやいやまさか、そんなルイっさんだって自殺願望持ちじゃないんだから……


「ごめんね、マチルダ。」


 突然の謝罪!?

 ……あーこれは、あれか?マジのやつか?


「僕の嘘で、君まで危険に晒した。」


 おーい!!?嘘やろこの国王陛下!?

 マジで護衛一人でGOしてたのかよ……。

繋がるのってダッシュ記号(―)じゃなくて、罫線(─)なんですね。

──────

繋げられた時は歓喜しましたわ。

それと、ここまでの拝読ありがとう存じます。

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