勉強?あんなやつ嫌いだよ。
「それじゃ、授業はこんなにして、もう帰っていいよ。」
「え、あ、はい!」
こんなもんで良いのか、うむ……なんというか、案外あっさりやったね……。
いや、まぁ変にきついことをさせられるよりは良いけども。
拍子抜けしたわ。
「うーん、二人は外で待ってるのかな?廊下にいないってことは……。」
「?他の部屋に行かせたわけでは無かったんですね。」
「まぁ、カギ閉めてるし、外でしょ。」
廊下、結構ドアがずらーって並んでるけど……なんの部屋なんだろ?
一人暮らしって割には、多いよね。それに、多分家の外観的に、もっと部屋数あるっしょ。
てか、カギなんて閉めちゃって~!見られなくないものでもあるのかしらん?
「結構時間かけちゃったね。」
うお、眩し!
もうお天道さん真上やんか!
アーチーさんとルイっさんは……よし、居るな。
てか、あれルイっさん水遊びしてない?
あぁ、アーチーさん水かけられてら……。見てる方が寒いわ!あいやでも……今の今まで外に出てたなら、丁度良いのかな?
「二人も居ることだし……僕はここまでで。またね、マチルダ。」
「は、はい!!ありがとうございました!」
あ、あっさり~!
びっくりしちゃうくらいあっさりやん!
「あれ、マチルダ。今終わったところ?」
「はい。もう帰っていいとのことで……。」
うわぉ、水も滴る良いルイっさんや……。
いや拭けよ!?
「じゃ、行こっか。」
「はい!!」
いやー……こんなんで、魔法が使えるようになるのかねぇ?
ロマンを実現できるなら、ぜひやりたいところだけども。
「あぁそうだ……、マチルダはこれからのことって聞いてる?」
「いえ、特には。……何かあるのですか?」
「んーまぁ、何かって程じゃないけど、聖女教育があるらしいからさ。その……ダイジョブかな~って。」
「へ?」
セイジョキョウイク……ですと!?
おいおいおいおい……。なんだよそのキッツそうなネーミングは!!
こんちきしょう、まさか判断を誤ったか……?




