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なんか(偽)聖女に転生した  作者: 麻ァライ
ただの美少女マチルダ
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ほんのり暖かいな?…なんというか…そう、ぬるま湯みたいな!

「んじゃ、マチルダ。ちょっと手出して?」


 お?…あぁ、手をワイト君の手に重ねたら良いのね?

 …てか手ぇちっちゃ!?いや、まぁ今の私と同じサイズくらいなんだけどもね?…ということは、ワイト君やっぱり、ショタじゃね?

 ……こういうのは下手に探ったら変なフラグ立つだけだろうし、無視無視!!命大事!!!


「魔力を使う上で、操作がやっぱり重要になってくるんだけど…今まで一般人だった人間がすぐに魔力を操るっていうのはそう簡単なことじゃない。魔力操作のためには、()()()が必要でね、」

「はぁ…なるほど…」


 …それでこの手を使ってどうすんの?


「それは相手に魔力を流すこと。人間の魔力回路は元々細々としたものだから、それを繰り返してより多くの魔力を扱えるようにしていく必要がある。」

「魔力が多い方が、魔法の出力も上がるからですね。」


 人間人間って…さてはてめぇ人外か?

 預言者って時点で人間離れはしてそうだよね、てかそもそも魔法使ってるし。ワイト君、預言者改め魔法使いを名乗ってもいけそうよね。雰囲気?、というかオーラがあるし。


 てか、なんかこの部屋暑くね?…水飲も。


「…この部屋暑くなってませんか?」

「いや、変わってないよ。魔力を流したからじゃない?」


 ふーん…

 って待て待てぇ!?もう流しとったんかワレェ!?いや、まぁ確かに手は重ねてましたけども…。意外と分からんもんなのね、魔力流されても。


「きつくなったら言ってね、やめるから」

「は、はい…」


 えーなに…?きついの?これって、きつくなるの?嫌だわぁ…。か弱い乙女(ぴちぴちの8歳)になんてことを…。

 …まぁ、口が裂けてもそんなこと言えないんだけどね。


「そうだマチルダ、首都にはもう行ったのかい?」

「え、はい。行きました。そこで国王殿下と合流して、ここへ…」

「なるほどね、ルイスとじゃ道中大変だったんじゃない?お疲れ様。」


 ラ、ラフー!仮にもルイっさん国王やぞ?まさかの呼び捨て…。ワイト君って結構やべえのね。

 それはそうと、労いあんがとね。

 ちなみに、魔力を流したら暑くなったのは、魔力回路で摩擦のようなものが起こってるからだとワイト氏談。

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