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なんか(偽)聖女に転生した  作者: 麻ァライ
ただの美少女マチルダ
15/36

かわいいとの対面

大遅刻、ごめんなさい。

こっから巻き返します!

 今、この瞬間!私はとんでもないことを体験してしまった!体験した…確かにそうだが、現実ではあるはずのないことだった!


 あ…ありのまま起こった事を話すぜ!


 王様に会いに来てみたら、会えたのは、王様だけじゃなく、ショタ時代の攻略対象だった……。


 な、何を言っているのか、わからねーと思うが…。私もつい混乱した……。


 催眠術だとか白昼夢だとか、そんなもんじゃあない。これは、リアルの出来事なんだ!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ……なんだこの茶番。


 んやぁ~、それにしても、こりゃごっつんぎゃわいいのう。ほっぺぷにぷにしたい。うへへへへへへへ、


 やべぇ、よだれが。んもー、あまりのかわいいに、つい変態みたいになっちゃったじゃない。うへへへへへへへへ、


「マチルダ様?」

「おおおおお?!ああっああっあアーチーさん!?!?」


 やっべ、ボーッとしてた。それもこれもこのかわいいが悪い!!


「失礼いたしました。私、マチルダと申します。以後お見知りおきを。」


 助かった~。初対面で最悪の印象になるところだったよー、もー。アーチーさんのお手柄やね。


「なるほど、新しい聖女様ですか。クリストファー・センクチュワリです。よろしくお願いします。」


 はわわわわわ~。ぺこって、ぺこってしてくれた~。かわいい~。あ、やべ私もやんないとか。


 そして、出来るだけ綺麗に礼をする。


 ……いてて、長い時間、馬車に揺られてたせいか、腰がいてぇや。


 クリストファー……ね。間違いなさそうだ。長々と荒ぶってしまったな。


 なんだか、長い付き合いになりそうな予感がする。まぁ、本当にこの子が例の攻略対象なら、それも当然か。


「さて、クリス?もうそろそろ行った方がいいんじゃないか?」

「し、しかし、僕も聖女様とお話したいです……。」


 あらかわいい。


「良いのか?今頃、ベッキーかんかんだぞ?」

「あ……ぼ、僕そろそろ行かないと!失礼しましたー!!」

 そういうと、彼はドタドタと走っていってしまった。


 それにしても……、なにかを忘れてる気がする……。

ベスフレの一言


「それでね~、マチルダ様とクリスが初めて会ったとき、王様の意向で、二人は婚約したんだ~。思えば、ここで二人が婚約しなかったら、運命は変わっていたのかもね。」


 佐野英理!

 でれでれしすぎて王様に引かれることで、婚約イベント回避に成功!

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