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なんか(偽)聖女に転生した  作者: 麻ァライ
ただの美少女マチルダ
14/36

…取り敢えずほっぺムニムニしても良い?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「聖女マチルダ、これから僕はもっともっーと!より良い世界を創っていきたいと思っているんだ!そのために、どうか君の力を僕に借してほしい。」


 うんうんうん。なるほどなるほど。

 こんな感じね。


 ここまでの話を要約すると、現在のこの国の状況についてですた。


 ここまで聞いてみた感じ、ルイスさんは愛国心マシマシ系国王って感じだ。敵対心は感じられないし、大丈夫そう。

 ただ、国に背くものなら、容赦なく剣を向けてきそうなのが怖いところだな。


「えぇ、喜んで。」


 そして、彼と握手する。


 ……なんか、えらい手ぇごっつごつしてんなぁ?ペンだこか?


 …というか、今さらだけど、こんな時間に来てルイスさんは大丈夫なんかね?

 国王だろあんた。仕事はどうした仕事は。

 あ、でもこれも仕事なのか?

 もしそうなら、わざわざ国王来てくれるほど、あたしが重要視されてるってことだよね?…だとしたら、照れちゃうな~。


「あぁ、そうだ。君が聖女ならば、従者が必要だよね。……アーチー、やってくれるかい?」


 わお。思い付きで決めていいやつなんか?それ。


「…かしこまりました。」


 顔ひきつってて草。どんまいじゃね。

 アーチーさん、なんか社畜のかほりがするよね。ほら、今も上司(笑)に思い付きで命令されちゃったりさ。


「時間を取らせちゃって悪かったね。」


 そーそー!体感三十分くらい?

 ずーっと、国自慢を聞かされたこっちの身にもなってほしいわ~。とか、正直には言えねぇや。


「……お父さま?」


 ん?どこかから、かわいらしい声が……。


「クリスじゃないか!こんなところで、どうした?もしや、またベッキーを撒いたな?」


 ま…まさか……、


「マチルダ様、紹介します。僕の息子のクリストファーです。」



 攻略対象……だと……!!!!?!!?!

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