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闇を斬る音は無し  作者: 織風 羊
51/63

51 両親

よろしくお願いします。



 ポーを前にしての破邪の剣。

抜かないのではなく抜けないのだ。


「パステルナーク、どうした」


とロルカは問う。


「何をしているロルカ、抜くのだ」


 とエリオットが更に叫ぶ。


 その間に疾走してきたポーが一の太刀を入れる。

たまらずロルカは飛び跳ねてポーの剣を避ける。

ポーは一撃で相手を倒すつもりである。

やたらと剣を振り回さない。


 更にポーは剣を握り直して力を込める。


 二の太刀が来る。


「パステルナーク」


 ロルカが叫ぶ。


「何か言え」


「ポーの身体の中に我が父と母が居る」


 弱々しい声でパステルナークが言う。


「何んだと」


 ポーの足が一歩踏み込まれると同時に二の太刀が振り下ろされる。

これも辛うじて避けることが出来たが、ロルカの胸に一筋の太刀傷が新たな切り口として開く。


「二人は生きているのか」


 と囁くロルカの問いに


「分からない、分からないから抜いて欲しく無いのだ」


とパステルナークが答える。

ありがとうございました。

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