表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
闇を斬る音は無し  作者: 織風 羊
4/63

4 生き残り

よろしくお願いします。



 ロルカは帯刀して森を歩いていた。


 剣は以前のものに比べると細くて軽い。

鞘は朱塗りの鮮やかな色であるが装飾などはない。

柄も同じように飾り立てるような宝石などもないが、手に馴染む感覚が柔らかく持ちやすい。


 暫く歩いていると剣が語りかけてきた。


「もうすぐで森を抜ける。森を抜けて真っ直ぐに歩くと村に出る。そこでお前の食糧を買える」


「パステルナークと言ったな、剣はやはり何も食べなくても良いのか」


「空腹になどなることはない、虚しくなる時はあるが・・・。」


「今、何か言ったか」


「何でもない、食糧を手に入れると更に真っ直ぐに道を行け。そこで仲間を手に入れる」


「仲間がいたのか」


「風の者と呼んでいる。以前は何人もいたが、今は一人だけだ」


「どうしたんだ」


「皆、妖魔に殺された」

ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ