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闇を斬る音は無し  作者: 織風 羊
1/63

1 剣 

よろしくお願いします。



目が醒めると森の中にいた


深い森の中で眠ってしまっていたようで、

真昼の太陽が空で輝いているというのに、

辺りは薄暗く鬱蒼とした木々に覆われている。


こんな所でゆっくりとしている訳にはいかず、

腰の剣の柄に手をやり杖代わりにして立ち上がろうとするが、

剣が無い。


寝ぼけ眼の頭が一気に覚醒し、

彼の持つ本来の鋭い眼差しに変わり、

自分の身体と辺りを見回すが、

宝石で装飾された柄をもつ美しい剣は見当たらない。


どういうことだ?

そして、ここは何処だ?

自分は何故ここにいるのだ?


急いで思い出そうとするが、

小鳥の囀りが聞こえて来るばかりで、

一向に考えがまとまらない。


彼は立ち上がり、

周りを見渡すと、

一方向に直角に切りたった高く聳える岩山が木々の向こうに見えた。


その時、

剣ならここにある、

と小鳥の囀りに混じって声がした。

ありがとうございました。

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