SS10 お昼の時間の外野目線
SS10、前話の外野(翔、沙代里)目線の回です。よろしくお願いいたします。
翔「あいつらさ、学校のこと、忘れてイチャイチャしすぎじゃね?」
沙代里「です、です。私たちもコンビニ買い勢なんですけどね」
翔「あれ見ていると、俺たちまでにやけていくんだよな」
沙代里「あの二人って、5月ころから、ずっとあの感じですよね……ちょっと、羨ましいです」
翔「俺たちだって、十分、ああいうことしてた時期合ったろ……小学生の時に」
沙代里「ですけど、今更やると、恥ずかしいです。あれは両親のまねごとを私たちでやってただけですから」
翔「だな」
沙代里「緋彩さんはいつになれば気付くんですかね」
翔「恐らく一生気付かないだろ、今までの席替えするたびにすべて、雫さんの隣だってこと自体、偶然だと思っている奴だからな」
沙代里「周りの男子も最初は敵意むき出しでしたけど、あれが二か月続くともう、付き合っているっていう認識に変わってますからね」
翔「雫さんも大変だよな」
沙代里「です」
翔「周りから見たら、俺たちも付き合っているように見えるのかな?」
沙代里「気持ち悪いです」
翔「ひでぇ」
SS10、読んでいただきありがとうございます。遂にSSも十話。今投稿している中では、投稿回数が最も多いシリーズとなりました。(そもそも、短編しか投稿していませんし)
SSはメタが多いのですが、本編も投稿開始となりましたので、こういった、女神様である雫と緋彩の外から見た時の目線とかも今後も投稿いたします。次回は金曜日、新規エピソードです。
今後とも、魔術学園の女神様をよろしくお願いいたします。