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動く床

「六階か……ってか今回は階段相当登ったな……流石に足が疲れてきたな……」


「うぬ、ここまでのものとは……さしもの妾も参った」


 参ったも何もあなたは俺にしがみ付いてるだけでしょーが! ってかこんな状況でも活き活きしてるのが一人……。


「さぁて次の階はなんだぁ? なんか面白ぇもんあんのかねぇ?」


「なんかあるにしても罠はもうこりごりだな……。行ったことある階層しか設定弄れないとか……マリーの奴欠陥品寄越しやがって……」


「まぁイメージから取るみてぇだからしっかり把握してからじゃねぇと駄目なのかもな。不便なのは同意だ」


「さて……それではこの矢印の描いてある床の謎解きじゃの」


 うん、床に正方形の矢印の描いてあるマスが双六の如くに大量に……。うん、これ知ってる。古き良き時代の有名RPGのやつだ。

 まぁこれに関しては正しいルートを目視で確認して乗ればいいだけ……!?


「おぉっ! お前様! この床に乗ったら矢印の方向に進み出したのじゃ!」


「どういう構造か知らねぇが面白ぇな! ぬぉっ!? こりゃ加速がどんどんついてくのか??」


「ちょっ……お前ら待て! 勝手に乗るな!」


 こいつら状況も把握せずに勝手気ままに……っ! あ~っもう! 滅茶苦茶だっ!


「っとぉ……こっちは途中で行き止まりだな。嬢ちゃん、そっちはどうでぇ……っおおぉ!?」


「うにゅっ!? 止まらなっ……ぬあぁ! い、いかん! そっちはっ!? うにゅわああぁぁぁああ!?」


「よっ……と。ノルン、勝手に動くんじゃない。どういう仕掛かも分かんないんだからな?」


 危ない危ない、危うく窓から放り出される所。ってかこの仕掛けエグいな、あちこち落とし穴みたいなのもあるし壁に激突するルートもあれば外に放り出されるルートもある。作った奴の顔が……毎朝見てるな、うん。


「助かったのじゃ、ありがとうお前様」


「あんま考え無しに突っ込むなよ? 気を付けないとあの牛みたいになるぞ?」


「ぬぐおおぉぉお!? やば……ヤバいっ! ここっ……ループしてっっ! とっ……止まらんっっっっ!?」


「……なっ?」


「うぬぅ……気を付けるのじゃ……」



……



「ふいぃ……すまねぇ、助かったわ」


「全く……考え無しに突っ込むのはやめてくれよ、助けに行くのも苦労するんだからな?」


「そうじゃぞ! テリオス! 気を付けねばならんぞ!」


「「……」」


「まぁそれはさて置きだ、とりあえずここをさっさと抜けたいところだな」


「一息に飛び越えるじゃ駄目なのかの? 二人の跳躍力ならいけるであろう?」


「それも考えてはみたがな、いいか? 見てろよ?」


 懐から取り出しましたるは何の変哲も無い石、さてはてこいつをマスの上空に投げ入れますと……。


「おぉっ! 飛んだのじゃ!」


「こんな風に上空にまでしっかり力場が働いてる。天井を見てみな、床にあるのと同じ矢印模様があるだろ? 上下の陣で挟まれた物を移動させる仕掛だな」


「またこりゃ複雑なもんを……。ってかダイキ……何でよりによって石をループ床に投げたんだ? 加速してとんでもない事になってんぞ?」


「あっ……」


 見れば石はループの中で加速を続け、虐殺蜂ジェノサイドビーの羽音のような不穏な音を立てている。


「ルート選ぶのはいいがぜってぇあのルートには入れねぇぞ? 入った瞬間即死だ」


「……石が……音だけで石が見えぬのじゃ……」


 ま、まぁ変なプレッシャーはかかったが間違えなきゃいい話! 誰にだって失敗はある! 罠が即死罠にレベルアップしただけだ! ……うん、問題ない……よね?


……


「うぅ……何度も何度もあのループのそばを通って……。心臓に悪かったのじゃ……」


「ま、まぁ無事通過できたんだから良しとしよう! な?」


「良しじゃねーよ、肩に掠めたお陰で袖は破れるし散々だぜ……」


「それを言うなら俺はあばらにヒビが入ったぞ?」


「怪我自慢じゃねーよ。嬢ちゃん尻尾離してやんな、愛しの旦那が死んじまうぞ?」


「ぬわわっ!? すっ……すまぬのじゃ……怖かったからつい……」


「あ~、大丈夫大丈夫、怖がらせちまった俺の責任だ。それより先に進もう、夕飯までに探索が終わるか怪しくなってきたぞ?」


 雲を衝く高さから覚悟はしていたが思った以上にきついなぁこれは……。外から登った方が早かった気はしないでもないが刺客の存在が危惧される以上は仕方ない。

 一体何層まであるのやら……。まさか雲の上まで丸っと部屋があるって事は無いよな……? 無いって言ってくれ……。


「? なんだ? あそこの壁……なんか激突したような跡が……?」


「お~……こりゃ相当激しくぶつかってんな、骨の跡が壁に残ってんじゃねーか」


「あれほど激しくぶつかったら死んでおるのではないかの?」


 あの様子なら確かに無事では済まないだろうな……。だけどああも激しくぶつかって血痕の一つも無い……?

 世界樹が吸収した? 世の中には内部で死んだ生き物を吸収して成長するタイプの迷宮ダンジョンも存在するらしいが、まさか我が家がそんな物騒な物件に?? マリーが手を加えた物件だから何があってもおかしくないんだよなぁ……。

 ブクマもポイントものびな~いよ~♪m(・ω・m)

 通しで読んでくれてる方毎回結構居るけどのびな~いよ~♪m(・ω・m)

 なぜ? なぜ? どうしてなの? 「ブクマして読むほどのものでも……」デュッデュワ~♪m(・ω・m)


 ブクマ率の悪さは何かしら至らぬ所があるのだろうけど至らぬとこだらけでどこが悪いのか……(´-ω-`)

 作者的には楽しく書けてるので読んでくれる読者様には感謝しかありませぬ、今日も読んで頂きありがとうございます(*´ω`*)

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